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市場は意外とハイテク?
2004-12-14 Tue 15:20
なんとなくみなさんのイメージでは、魚の市場って
旧態依然とした昔ながらの商売をしてるっていうような
イメージがないですか?
もちろん、私もこの業界に足を踏み入れるまでは
そういうイメージを持ってました、正直なところ。

でも最近の魚市場ってけっこう進んでるんですよ。
徳島魚類に導入されてからすでに15年も
使われている「無線インカム」なんかは
導入当時には「徳島魚類はあんなもんで何をするんだ?」
なんて言われたものでしたが、今ではどの仲買も
使っている標準装備となりました。

20041214151707.jpg


徳島の魚市場のセリは、2つの荷受け(徳島魚市と大水)の
セリが午前5時30分に同時にスタートし、
並行して行われます。

仲買は両方のセリで魚を買うわけですが、
二つのセリ場で同じ種類の魚が競られているわけで、
どちらのセリ場が安く競り落とせるか? あるいは
こっちのセリで買えなかったからそっちのセリ場で買え!
というような場合に連絡に困るわけです。

インカム導入以前は・・・当然! ダッシュです(笑)
仲買たちは連絡を取るのにあっちに走り、こっちに走る!

そこに登場したのが当時はまだ珍しかったアメリカ製の
無線機だったんですね。
なんせ携帯電話が世に出るか出ないか、って頃ですから。

インカムが導入されてからは、そらもう便利ですね。
両方のセリ場の状況がインカムを持つ人間には
手に取るように分かるわけですし、買いの指示を
するほうもとてもやりやすくなったわけです。

これ、携帯電話では無理なんですね。
電話を手に取り、ダイヤルをし、相手を呼び出し、
そして用件を話す。
そんなことしてる間にセリはどんどん進んでいきます(汗)
だからよりダイレクトな無線、ってわけです。
だいいち、いちいちケータイ使ってたら電話代で
商売あがったりですわ(苦笑)

さてさて、ほかにも最近になって導入されたハイテク機器
はいろいろとあるんですが、ケータイはやはり便利ですね。

どこにいても連絡が取れるだけでなく、ケータイ世代の
若い市場マンたちには、注文をメールで受けるなんて
お手のものです。
電話注文、FAX注文だけじゃないんですね、すでに。

荷受けさんぐらいの規模になってくると、社内は
パソコンが各自のテーブルに並び、ネットワークで
結ばれたPCで情報の共有・・・というのは
もはや当たり前みたいです。
(徳島魚類はまだそこまでは・・・汗)

無線ほど迅速でなくてもいいけど、
同じ市場内にいるのにケータイは・・・でも
早く連絡しときたい! というときに
活躍するのが徳島魚類自慢の
BPS(ビジネスホンシステム)ですね。

これはPHSを使った構内無線通信システムで、
早い話がコードレスホンの進化版です。
PHS端末を持っているもの同士は内線で
通話ができ(しかも内線だから無料!)、
外線を使うことで普通に市場外にも電話できます。

まだ全員が持っているわけではないのですが、
PHSを持った魚類マンはけっこうたくさんいます。
ケータイはもちろんみんな持っているわけですから、
中にはケータイ、BPS端末、そして耳にはインカムと
3つの通信機器を常に携帯している魚類マンも!

それと、これは徳島魚類ではないですけども、
昨年あたりから徳島魚市さんが試験導入している
デジタル機器には「音声入力システム」なんていうのまで
ありますよ。
音声入力でセリ場にいながら魚の伝票をタブレットPCで
作成し、そのデータを無線LANで事務所に
飛ばして伝票をプリントアウトしてるんだそうです。(!)

だから徳島中央市場のセリ場には
無線LAN基地局(HOT SPOT)があるってことですよ!
もちろん、誰でも利用できるわけじゃないですが(苦笑)

私がこうしてこの記事を書いているパソコンも、
実は無線LANでネット接続されています。
徳島魚類の事務所で使っているインターネット接続可能な
パソコンは、全部無線LAN経由です。

そもそも魚河岸さんがインターネットでオンライン通販したり
ホームページを持っているような時代なんですよね・・。
そう考えたら、21世紀なんだなぁ~ って
妙な感心してみたりする今日この頃です(笑)

いかがです?
少し魚市場のイメージが変わったかな??(笑)
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