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冬にはこれがオススメです
2005-02-26 Sat 16:43
今日もまた雪が降ってきました。
ほんとに暖かくなったり寒くなったりで体調管理が大変ですね。

さて、今日の話題は「冬のオススメ」ですけれども、
オススメの魚、ってわけではないんです。

冬の魚市場、と聞けば誰もが想像するのが「寒い、冷たい」
というものだと思うのですが・・・その通りです(苦笑)
じっさい今の季節は確かに冷えますね。

ズボンの下には「パッチ」や「ラクダ」はもちろんですし(苦笑)
上着も厚手の極寒仕様が普通です。
単に寒いから、というだけではなく、これには
「寒さで腰をやられないように」という重要な意味もあるんです。

やはり魚の入った重い箱を日常的に持ち運びすることが多いですから
ぎっくり腰にならないように注意してないといけないわけですが、
寒い冬場は特に、腰を壊してしまうことが多いんだそうです。

さて、それとは別にもう一つ冬場の市場マンの天敵は・・
「手荒れ」なんですよ。

魚が当然ですが常に濡れているものですし、
活きの魚を扱うとなれば冷たい海水にもよく触ります。
ちょうど水仕事の多い主婦と同じような環境にいる、
という感じでしょうかねぇ?

寒い季節に水仕事が多いと手荒れがひどくなるのは分かるかと
思うのですが、それ以外にも、市場マン特有の手荒れの
原因があるのです。
それは、「発泡スチロール箱」なのです。

私もまったく知りませんでしたが、この仕事をし始めた当初、
夏でも手先が荒れてきて「何でだろう?」と思ったものでした。

そしてその原因が発泡スチロールにあったのです。
特に、真新しい発泡スチロールに顕著なのですが、
発泡スチロールには「脱脂効果」があるんですよ。

つまり、手指の脂分を吸い取ってしまうんです。
これが市場マンの手荒れの大きな原因のようです。

なので、水に触れているはずの手が全体的に手荒れするのではなく、
箱を持ち上げる際に発泡スチロールに触れる指先が
特に手荒れがひどくなるんですよ。

私の場合、箱を持ち上げるときに人差し指と親指に
力が入るためが、人差し指と親指の内側部分が特に
よく手荒れをする部分になってます(涙)

そして、手荒れがひどくなってくると、どうしても指先に
逆剥けやひび割れができてしまいます(泣)
なんせ常に水に触るものですから、こうなるとしみて痛いんです。

でも、絆創膏を貼っても水に濡れるのですぐに剥がれちゃいます。
これはもうどうしようもないのかなぁ と思っていたのですが、
やっぱり世の中には便利なモノがあるものです。

「液体絆創膏」なるものがちゃーんとあるんですよね(笑)

徳島魚類に常備されている液体絆創膏は、
その名も「コロスキン」 しぶいネーミングです。
なんだかよく効きそうですよね(笑)

coloskin.jpg


このコロスキン、ふたを取ったときの匂いとか透明なジェルの
かんじとか、まるっきり「セメダイン」と同じで、
こんなものを傷口につけて大丈夫なの?? という感じでしたが、
じっさいに傷口に塗ってみると・・・
うぎゃぁぁっ! しみまくり~(滝汗)

でもしみるのは最初だけで、すぐに粘度がましてきて固まりはじめます。
2分もすると固まってしまい、固まったかんじもまさしくセメダイン。

で、不思議なことにこの状態で水につけてもまるでしみないのです。
傷口がきっちりとジェルでふさがれて、痛みがなくなるんですよ。
これはもう驚きでしたね。

それ以来、指先にひび割れとかができると私はよく、
このコロスキンのお世話になっています。

先日、常備しているコロスキンがなくなったので、
ドラッグストアに買いに行ったのですが、なんと液体絆創膏ってやつ
他のメーカーからもいろいろと発売されているんですよ。

材料とか用法、用量を見ているとどれも似たような感じで、
価格もほとんどいっしょです。
とりあえずそのときもコロスキンを買って帰りましたが(苦笑)

というわけで、水仕事が多い奥様方やお仕事で水を多用されるみなさん、
液体絆創膏、オススメです。
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