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早朝の交差点のヒ・ミ・ツ
2005-02-06 Sun 09:50
もうすぐバレンタインですね。
というわけで本日よりまたまたページデザインを
期間限定バージョンにしてみました。
誰かチョコくれ~(笑)

さてさて、今日は毎日の通勤路のお話です。
市場マンたちはみんな、朝早くに市場に向けて
出勤してくるわけですけれども、その道すがら、
道路の様子でその日のセリに並ぶ魚の量が分かるんですよ。

20050206094728.jpg


そのヒミツはこの道路についているタイヤのあと。
乾いた交差点の路面になにやら水のあとがありますね。
これがその日の漁獲量のバロメーターなんですよ。

県内の漁師さんたちは、セリ開始の時間までに
当然ですが魚を市場に運んできます。
もちろん漁協を通じて魚を持ち込むことも多いわけですが、
中には獲った魚を自家用のトラックに積んで
自らが運んでくる場合も少なからずあるわけです。

そういう魚を徳島の市場では「小釣り(こづり)」と
呼んでいます。

この小釣りの魚を載せたトラックが毎朝、市場に
向けて集まってくるわけですね。
魚を運ぶトラックには、たいていの場合荷台に
水抜きの穴が開けてあります。
小釣りの魚はそれこそ徳島の近海で獲れたばかりの
ピチピチの活きがいいものばかり。
中には活きたまま、つまり活魚として海水の入った
容器に入れられて市場まで運ばれてきます。

・・そろそろお察しがつくかと思いますが、
荷台に載せられたこうした魚の容器から
少なからず海水がこぼれるわけですね。
そして、交差点では横Gがかかるために
荷台の海水が水抜きの穴からこぼれて路面に落ち、
それをトラックのタイヤが踏んでいくことで
交差点にこのようなタイヤの跡がつくわけです。

荒天のときには当然ですが近海での水揚げが少なくなります。
ときにはほとんどない、ということもあるわけです。

晴れていても強風が吹いていると漁に出られないことも
あるわけですから、出勤途中の道すがら、交差点に
タイヤの跡がないということは、小釣りのトラックが
市場に行っていない、ということになるわけです。

出勤の途中、交差点にさしかかってこのタイヤの跡が
たくさんついていると、
「おおっ 今日は魚がたくさんあるぞ~」と
気合いが入る、とそういうわけなんですね!

このタイヤの跡、市場を遠く離れた場所でも
けっこう見つけられますよ(笑)
なにせ漁港のあるあたりから市場まで延々と
続いているわけですからね。

ラッシュアワーの頃には消えてなくなっている
この「豊漁の目印」は、
早朝限定のスペシャルアイテムです(笑)

市場マンならみんな知ってるけれど市場マン以外は
おそらく誰も知らない早朝交差点のミステリー・・
ちょっと種明かししてみました(笑)

朝早く起きて、近くの交差点でタイヤの跡があったら
ぺろっと舐めてみてください。
きっとしょっぱいですよ。

・・・え? 誰もそんなことしないって??(笑)
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