FC2ブログ
The link at the date of the calendar is an entry.
春を告げる魚たち
2005-02-21 Mon 12:52
ここのところは気温の変動も激しくて、
すっきりとしない天気の日が続いていますね。
こうした時期は体調を崩しやすいので、みなさんも
どうか風邪などひかないようにご注意くださいませ。

さて、それでもやっぱり季節は移ろい行くもの。
寒かったり暖かかったりしつつも、春は確実に
近づいていますよ。

魚市場にならぶ魚たちを見ていると、それを肌で感じます。
ぐずついた天候の日が多いので、全体的な入荷量は
少ない日が多いのですが、春を感じさせる魚たちが市場には
並び始めました。

今週から入荷がはじまったのが「生ホタルイカ」。
これは小さな小さなイカなのですが、徳島に
入荷してくるものは日本海側で漁獲されるものが
ほとんどです。

20050221124903.jpg


トレイに乗せられた透明感のあるホタルイカを見ると、
春の訪れが近いことが感じられますね。

それから白魚。これも市場に来てから知ったのですが、
この白魚には2種類あるんですよ。
ひとつは「しらうお」と呼ぶ魚。
そしてもうひとつは「しろうお」という魚なんです。

どちらも漢字では同じ「白魚」ですが、
実は違う魚なんですね(汗)

「シラウオ」はキュウリウオ目・シラウオ科の魚。
「シロウオ」はスズキ目・ハゼ科の魚なんですね。

どちらも小さくて透明な魚なんですけども、
徳島に春先になると入荷するのは「シロウオ」のほうです。

ちなみに私、このシロウオを初めて見たときは
「お~ これがシラスウナギかぁ~」と思いっきり
大ホケな発言をしてしまいました(笑)
もちろん、シラスウナギというのは
ウナギの稚魚のことで、これはえらく高値で
取引されますが普通はシラスのときに
食べたりはしないみたいですね(苦笑)

私、市場に来るまで躍り食いする透明な細い魚って
シラスウナギなんだと思ってました~(爆)

余談はさておき、このシロウオがどうやら躍り食いに
よく出てくる魚みたいですね。

20050221125023.jpg


ご覧の通り、シロウオは酸素を充填したビニール袋に
入れられて、活きたままの状態でセリにかけられます。

魚に詳しいHくん(氷見ヒラマサ食べてうっとりしてた彼)に
シロウオのことを聞いてみたんですけど、彼が言うには
シロウオはハゼの稚魚だってことでしたが、
調べてみるとハゼの稚魚ではなく、
これが成魚の状態のようです。
ハゼの仲間であることは正解でしたが、稚魚ではなく、
「シロウオという種類の魚」なんですね。

さらにもうひとつ。
徳島というと有名な海産物にワカメがありますね。
このワカメの新芽が「メカブ」と呼ばれるものですが、
このメカブも2月中旬頃から入荷しはじめました。
このメカブも代表的な「早春の風物詩」です。

20050221124814.jpg


このメカブ、別名「ネカブ」ともいうようで、
セリ場に並んだメカブの箱には「ネカブ」と書かれたものも
ちらほらも見かけられますが、同じもののようですよ。
ワカメの根の近くの部分がメカブなので、
「根株」という意味で「ネカブ」なんでしょうね、きっと。
だとすると、きっとメカブは「芽株」でしょうねぇ?

メカブは健康によい食べ物ということでよく紹介されますね。
良質の水溶性食物繊維が豊富で、
特にメカブのネバネバの主成分である「フコイダン」という
物質は、血糖値上昇抑制、血圧上昇抑制、
ピロリ菌繁殖抑制とか、花粉症などのアレルギーの
予防効果もあるんだとか。

先日のTV「あ○あ○大事典」でも、
納豆といっしょに食べることで小腸の働きを活性化させ、
若返りに効果がある! なんて紹介されてましたよ。

他にもタイの卵巣である「タイ子」や
ブリの卵巣「ブリ子」なども入荷しはじめてますね。

ちょうど今が季節の変わり目、
というところなのでしょうかねぇ。
すでに暦の上では春。まだまだ2月で春というには
早すぎる感もありますが、着実に季節は巡っているようですよ。

みなさんも食卓に春を告げる海の恵み、並べてみてはいかが?
スポンサーサイト



別窓 | お魚ネタ | コメント:2 | トラックバック:0
| 不定期更新 市場日記 |