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台湾の市場を見てきました
2005-09-24 Sat 12:54
先日は国内出張の話を書かせていただきましたが、
実はこの国内出張に出る前の週末、徳島魚類のメンバーは
台湾の市場を見学に出かけたのでした。

海外の市場っていうと、普段の我々の仕事からすると
あんまり縁がないということもあり、いったいどんな風になってるのか
想像も付かないという部分があるんですよね(汗)

果たして台湾でも早起きをした魚類マン達を待ち受けていた
台北の中央市場とはいったい!?(笑)

現地に着いてみると、ちょっと安心したというかなんというか、
市場の基本的な感じというのはやはり似ていますよね。
市場の外にはたくさんのトラックが止まっていて、
夜明け前でまだ暗い町中で市場だけが不夜城のように明かりが点き、
たくさんの人々の活気に溢れている、というのは同じでした。

徳島の市場と比較しても、その活気には唖然です(汗)
ものすごい数の人たちがひっきりなしに行き交っていて、
普通にとなりの人としゃべっていてもよく聞こえないほどです。

で、やはり一番の興味の対象は「どんな魚が売られているのか?」
ということになってくるわけですけど・・・。
私たちが普段目にしているような魚たちもたくさんいましたし、
かと思うと「なんじゃこりゃ??」というような魚もいっぱい。

やっぱり国が違うんだなぁというのを実感しますね。

taiwan2.jpg

ここにいるのはイトヨリとかタイですね。徳島でもメジャーな魚です。
ほかにもアナゴとかハモ、太刀魚などいろんな見慣れた魚がいました。

taiwan4.jpg

こっちはけっこうなサイズのマナガツオ。
なんだか台湾にマナガツオ、というのは私のイメージではなかったのですが
私のイメージなんか関係なしに台湾では漁獲あるみたいですね(笑)

こういう丸いかごに入れられていることが多いみたいですね。
で、運ぶときにはこの丸かごに手カギを引っかけて、引きずるようにして
持っていくのが一般的なスタイルのようです。
手カギっていうのはやっぱり台湾にもありましたね~
やっぱり市場には手カギが似合います(笑)

ただ、気になったのは・・・スチロール箱にしても丸かごにしても
ほとんど氷を入れていないというのが・・・
こっちでは当たり前みたいなんですがなんとも気になりますね(汗)

セリ場で驚いたのはセリの電子化がかなり進んでいる、ということですね。
セリ場には大きなディスプレイがかけてあり、ここに今やっているセリの
値段や目方の情報が表示されています。

taiwan1.jpg


魚を買おうとするセリ人たちは、このディスプレイに出ているセリ値を
見ながら、自分が入札しようとする値段を
手元のリモコンから送信するんですよ!

そうするとディスプレイに新しいセリ値が更新されてリアルタイムに
表示される、という仕組みになっているみたいでした。
なので、セリ場にはパソコンが普通に置いてあるし、セリ人達は
みんな首からリモコン端末を提げているんですよ。

セリ場の見学のあとで、市場の方と話をさせていただく時間があったのですが
「日本の市場ではセリの電子化をしてない?? なぜしない?」
と、かなり執拗に質問されてしまいました(苦笑)

う~ん、なんででしょうね?(爆)
たしかに見ていると実に合理的な仕組みになってる気はするのですが、徳島のようにセリが魚の列を移動しながら進んでいくタイプだと
ちょっと厳しいかもしれないですね。

現在は全セリの3割程度に導入されているこの台北の電子入札方式のセリ、
来年にはほぼ全てのセリで導入していこうという方向だということです。

あと、日本から来た我々魚類マンの目を引いたのがこの電動台車ですね。

taiwan3.jpg


築地の市場でメジャーな荷物運搬用の台車といえば通称「ターレ」という
ものがありますよね。徳島にも電動ターレが導入されていますが、
このターレにあたるのが台湾ではこの電動台車なんでしょうね。

かなりの数のこの台車が狭い市場の中の通路をあちこち走り回っていて
正直ちょっと恐怖でした(汗)
びっくりするのはこの台車、一般公道でも普通に走っちゃうんですよね(爆)
市場の周辺の道には「電動小型車専用信号」なるものも設置されていて、
どうやら公道を走ることは許可されているみたいなんですけど、
実際にこの台車を運転している人はそんな信号守ってないしぃ(爆)

通勤ラッシュでごったがえす市場周辺の道路をあっちにこっちに
縦横無尽に荷物満載で走り回ってました。。。
というか、荷物はたくさん載せられますけども、運転する人の
乗るスペースってまったく無視されている気がしないでもない(汗)

この運転手さんが左手に持っている棒がどうやらアクセルとハンドルを
兼ねているようです。棒を下に下げると前進、曲げるとタイヤが曲がる、と。
便利なのはこの台車、運転手が降りて、棒を持って台車を引っ張る
というようなこともできるということですね。
この台車を引っ張っているところを見ると、
まさしく「電動アシストつきの台車」という感じです。

今回は初めて外国の市場を見学したわけですが、
いろいろと違ったところもあるけれど、根底にあるものは同じ、
ということを感じましたね。
市場というところはやはり「市民の台所」なんですよね。
そして、そこに魚が集まってきて、売る人と買う人がいる。
セリにかける魚が運び込まれてきて、買われた魚が運び出される。

そういう点では国を問わず、市場はやっぱり市場なんです。
それを感じたとき、なんだか嬉しくなりましたね。
なんだか世界中にお仲間がいるんだなぁ なんて。
きっと世界のどこかで、今この時にもセリをしている人たちが
いるんだなぁ なんて思ってみたりもするわけですよ、はい。

さて、明日もがんばるべ~(笑)
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