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30年ぶりの大変革
2005-11-21 Mon 16:36
市場マン、中でもとりわけセリ人たちになくてはならない
必須のアイテムのひとつというと・・・マジックですね!

セリ人はものすごい勢いで進行していくセリに参加しつつ、
必要な魚を競り落としながら自分で競り落とした魚の値段を
絵符(えふ)と呼ばれる小さな紙に書き込んでいきます。

ebu.jpg


そして絵符には魚の値段だけでなく、店前の市場マンが
注文を入れているお客さんの所に競り落とした魚を
きちんと振り分けができるように、値段の下には
その魚を振り分ける客先の名前、必要な数量まで
記入していくんですよ。

これはもう大変な作業ですよね。
ものすごい数の注文というだけでなく、魚に対する
尾数や目方などの細かいリクエストもありますから、
それにできるだけきちんと合うように競り落としながら
全部振り分けまでしていくわけですよ。

・・・考えただけでも大変でしょ?(汗)

こんな作業を支えているのが手にする筆記具、というわけ。
セリ人の持つ筆記具に求められるスペックは、
まず書きやすいということ。そして適度に書いた文字に
太さがあって誰でもが即座に読める文字が書けること。
さらに水に濡れることが多いですから、濡れても滲まない、
という性能も求められるんですよね。

そんな厳しい要求スペックを満たした製品はこれ。
old_marker.jpg

そう、もう「マジック」といえばこれでしょう!
何にでも書ける魔法のインク、だから「マジックインキ」です。
おそらく普段使われているマーカーペンと呼ばれる筆記具の
中では一番のロングセラーかつベストセラーではないでしょうか?
「マジックインキ」というのは登録商標なんですよ~
知ってました??

1953年(昭和28年)に日本初の製品として発売されて以来の
超ロングセラー商品なんです。

徳島魚類で使っているマジックは数あるマジックの中でも
さらに一番メジャーな「NO.500」という製品です。

これが一番手に馴染んで、なめらかに書ける、そして滲まない
ということで長年ずっと愛用されてきました。

徳島魚類で一番昔からこのマジックを使っていると思われる、
社長にインタビューしてみたところ、
社長が徳島中央市場でセリに立ちだした30年以上も前から
このマジックをずっと使っているそうです(汗)

うぐぅ、たしかにまさしくロングセラー商品です。
ほんとにずーーと、このマジックを愛用してきたんですね。

ん? 愛用してきた・・・なぜ過去形なのか??

そうなんです。
ついにこのマジックに代わる新世代マーカーが
徳島魚類に試験導入されたんですよ(爆)

それがこれ!
new_marker.jpg

なんと! マーカーペンなのにフタがありません。
その代わりに、後ろにはボールペンのようなノック部が。
まさか・・そのまさかなんですね。

今までありそうでなかった、ノック式のマーカーペンなのです。

marker.gif


もちろん、たんに芯を引っ込めるだけではすぐに芯が
乾いてしまって使い物になりませんよね。
だから、この新世代ハイテクマーカーペンには
ペン内部に芯をカバーする弁のようなものが付いてるんです。
ノックして芯を出すと、弁が自動的に開いて芯が出てくる、
という素晴らしいギミックを搭載しているんですね。

これには一同、驚きの声が上がりました(笑)
「うぉ~ こりゃすごい!」ってね。

さらにちゃんと替え芯方式になってるので
インクがなくなっても本体はそのままに芯を交換するだけで
また使えるというのもいいじゃないですか。

なんせ今日のお昼にお披露目されたばかりの
バリバリの新アイテムなので、まだ実際にセリで
使われてないのですが、明日からさっそく実戦投入です(笑)
はたしてその使い心地は? 
インプレッションに興味が湧きますね(爆)

カンタンに言ってしまえば、単に使うマーカーペンが
代わっただけなんですけども・・・その背後に
30年以上の歴史があると思うと、これはもう画期的な
大変革ではないでしょうか?(笑)

こういった細かなところにも世代交代の波が
押し寄せているんです、というお話でした。
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