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今度はゴールドバージョン(^^)/
2006-07-25 Tue 16:14
あいかわらずの梅雨空が続きますね。 
もう土用の丑の日も終わって、京都の祇園祭も終わったのに、まだ梅雨です。
今日の市場は、徳島市内の津田というところで夏祭りがあったこともあり、
入荷がやや少なめ、という状況でした。
津田というのは、徳島市内の比較的大きな漁港があるところなのですが、
お祭りということもあって昨日は漁に出ていないんだそうです。

これから秋にかけて、漁港でお祭りがあるとその漁港の漁師さんは
漁をお休みするので、そういうときには水揚げが減る、ということも
考慮しなくてはならないのです。

市場への入荷量を左右する要素には「お祭り」なんていうのもあるわけです。


さて、今回のお題は・・・おめでたい「ゴールド」に関するネタです(笑)
ゴールド、といってもお金じゃないですよ~ やはり市場日記ですから
サカナに関連しているわけでして。

今回の「ゴールド」ネタはこれです(^^)/





gold_hamo.jpg


なんと! 金色のハモの登場なのです(爆)
先日は白いハモが揚がった、という話題をお届けしましたが、
今度は金色バージョンなのです(笑)

前回の白いハモは、まさしく神秘的というにふさわしい神々しさを
たたえていましたが、今回のハモはなんだか豪華絢爛! という感じ。
黄色い、というよりは、やはり「金色」と形容するにふさわしい色を
しています。
このハモ、お腹のほうは白なのですが、白というよりは銀色なのです。
なので、普通のハモなら濃い茶褐色をしている部分に薄く黄色い色が
乗っているのですが、下地が銀色なのでまるで金色に見えるというわけ。

前回の白いハモもそうでしたが、どうやらこのハモも
アルビノの一種のようです。
ネットで調べてみたところ、魚類のアルビノっていうのは「白」もしくは
「黄色」として発現することが多い、とありました。

ちなみにネットで検索してみると、2004年に淡路島で金色のハモが
水揚げされた、という記事が出ていました。
検索結果を見る限りはインターネットで見つけられる記事は
どうやらこれだけなので、かなり珍しいのかも(^^)

アルビノっていうのは染色体の先天的な異常で、色素が体にほとんどない、
という状態なので、体が透けて見える、っていうのも特徴のひとつ。
たしかにこのゴールデンハモ、頭なんかをよく見ると・・・
・・・透けてますねぇ~

gold_hamo3.jpg


眼球の頭の中に入ってる部分が黒く透けて見えてるのが分かりますし、
黒い色をしたエラや、眼球の後ろ側にある脳みそも
なんとなーく透けて見えてますね。

このハモを浜から持ち帰った活魚部の社員に聞いてみたところ、
金色のハモっていうのは過去には揚がったことはあるらしいです。
やっぱり白いハモと同じく、1年に一匹揚がるかどうか、
という確率だそうな。

体の色が一番の特徴なのですが、よーく見ると顔のカタチが
普通のハモと微妙に違っているんだそうです。

ヨコからこのゴールデンハモの顔を見てみると・・・・
なんだか普通のハモよりもかわいい顔つきをしていると思いません?

gold_hamo2.jpg


どうやら、この金色のハモくん、目から鼻先までの長さが
妙に短いんです。普通のハモはもうちょっと鼻が長い、
精悍な顔つきをしているんです。

ちなみにこちらが普通のハモの横顔。

HAMO_FANG.jpg


ね? 確かに鼻先がちょっと長いでしょ?

この「プリティフェイスなハモ(笑)」っていうのは、アルビノのハモに
限らず、普通の体色をしたハモにもたまに混じっているそうですが、
アルビノのハモはたいていがこの顔つきなんだそうですよ。

韓国産のハモが、どちらかというとこういうかわいらしい顔つきなんだとか。

どういう理由なのかは分かりませんが、アルビノのハモは
かわいらしい顔つき、っていうことのようです。

さて、前回に登場した白いハモ、その後はどうなったかというと。。。

なんと、お亡くなりになってしまいました(T_T)

もともと、アルビノっていうのは体が丈夫ではない個体が多いらしく、
虚弱体質なんですね。
あの白いハモも、市場にやってきた日はまだ比較的元気だったのですが、
それでも普通のハモのようなどう猛さはなく、どちらかというとぐったりと
しているような感じでしたが、うちの会社の活魚水槽・・・ではなく(^_^;)
その脇にある観賞魚用の小さな水槽に入れてあったのですが・・・

その水槽に以前から入っている住人であるイシダイに食べられちゃったのです(爆)
というか、おそらくこの水槽の中で弱ってしまって、
どう猛でなんでも食べてしまうイシダイにちょっかいを出されて
死んでしまったのではないかと(T_T)

それに気がついたときには、すでに骨だけになってしまってました(涙)
実はあの白いハモ、新聞記者さんが取材に来たんですよ。
でも、取材に来られたときには時すでに遅し。。。
もう白ハモはお亡くなりになったあとでした(苦笑)

なので、いちおう新聞記事にはなったものの、肝心の写真も
撮ることができなかったので、夕刊の小さな記事に
ちょろっとなっただけでした(^_^;)

しかし今回のこの金色のハモ、やたらと元気いっぱいなんですよ。
またしてもイシダイの待ちかまえる観賞魚用の通称「弱肉強食水槽」に
入れられても、イシダイにやられるどころか、隅にあるブロアー用の
隔壁の内側に隠れて、隙あらばイシダイにちょっかいを出してやろうか
なんていう勢いです(汗)

しかも生存競争に敗れて死んでしまったタコの足を突っついたりして
なんと普通のハモ以上にたくましいではないですか(^_^;)

今回は死んでしまわないうちに県南部、牟岐にある水族館に
寄付して、長生きさせてもらおうと水揚げされたときから言っていたので、
とにかく早く前回来ていただいた新聞記者さんに取材をしてもらって、
取材が終わったら早々に水族館に里子に出そうと決めてました。

うちの水槽の中で誰にも見られずにイシダイとケンカしながら短い一生を
終えてしまうよりも、
せっかくのレアなハモなんですから、水族館でちゃんと世話をしてもらって
長生きしてもらった方がいいですしね。
それに、水族館ならいろんな人に見てもらえますし。

で、昨日その取材をしてもらって、無事に元気な姿を写真に
収めていただきました。
それがこの記事、というわけです(^^)/

hamo_news.jpg



あ、ちなみにここに写っている手はワタクシ、たろくんの手でございます(笑)

無事に取材も終えて、今日の徳島新聞の最終面に記事が出て、
ひとしきり話題になったので、今日の午後には水族館に向けて
旅立つことになってたのですが・・・

今度はなんと! 四国放送から電話がかかってきたんですよ(滝汗)
「新聞記事で見たのですが、金色のハモの撮影をさせてください」と、
電話をかけてきたのはなんと! 四国放送で天気予報を担当されている
気象予報士のTさんではないですか(ちゅど~んっ!)

思わず電話口で「わ! ホンモノだ! いつもニュース見てます!」
なんてミーハーなこと言っちゃいました(笑)

午後には水族館に向けて旅立つんですよ、と申し上げたところ、
すぐに撮影に行きます、とのこと。
で、なんと新聞に続いてテレビニュースの取材まで受けることに
なってしまったゴールデンハモくん(^^)/ 
すっかり話題になってしまいましたね~(笑)

取材はセリ場の脇で行われたのですが、発泡スチロールの箱に
入れられた金色ハモくんは、やたらとご機嫌斜め(汗)
普通なら水の中ではおとなしいはずのハモなのに、
ちょっと触ると一触即発の構えです(滝汗)

おかげで昨日の新聞取材の時のように、うかつに触ることが
できません(^_^;)
触ったりしたら、箱から飛び出しそうな勢いなんですもん。

アルビノは虚弱体質っていいますが、この金色ハモくんは
もうほんとに 元気ハツラツぅ? って状態です(爆)

通りすがりの人はビデオカメラを見て、何だ? って感じで
覗き込んでは「あ、これが新聞に載ってたハモか!?」
と、もうみんなが知ってる人気者なんですよ、このハモくんは。

で、ハモの撮影だけだと思っていたら・・・

私までインタビュー受けちゃいました(爆)(爆)

この金色のハモくんのおかげで、なんとまぁテレビ出演、
なんてことになってしまったのでした(笑)
まだこれを書いている時点ではニュースは流れていないのですが、
なんだか見たいような見たくないような(滝汗)

さて、いろんな話題を振りまいて、新聞はおろかテレビにまで
出演してしまいそうな勢いのこの人気者くんは、
テレビ取材のあとで無事に県南の水族館に向けて
旅立っていきました。。。

ちゃんとご飯食べて、無事に生きながらえて欲しいものです。

この金色のハモ、無事に餌付けに成功したらこの水族館に
お目見えすることでしょう。
無事にお目見えしたら、私も一度は見に行ってみたいものです(^^)
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