さてさて、水産業界は今の時期が「ストーブリーグ」だと
先日のBlogでご紹介しましたが、この時期に行われている
水産業界の展示会が「ジャパン・シーフードショー」なのです。
この展示会、まさしく読んで字のごとくシーフード(水産物)に
関連する業界の総合展示会なんですね。
全国からいろいろな魚介類の紹介があるだけでなく、
水産加工品、そして加工に使用する機器、運搬や保存のための
さまざまな大小の機器、器具、梱包材にいたるまで、
まさしく「関連するありとあらゆる業界の展示会」ですね。
このシーフードショーは、大阪と東京で毎年開催されているのですが、
大阪はだいたいこの時期に行われています。
そしてさすがは水産業界の展示会というべきか、市場が休みになる
水曜日に日程を合わせて開催されているんですね(^^)
市場マンの休みに合わせて開催した方が、市場関係者は
見学に行きやすいですしね。
大阪っていうことで、徳島からなら2時間ほどで行けますし、
我々徳島魚類でも見学ツアーを組んで行ってきました。
会場は大阪の「インテックス大阪」、関西エリアでは
一番メジャーな展示会場ってことになるのかな?

会場入り口にはやっぱりというか、いつものあの曲。
「おさかなソング」がエンドレスでかけられています(^_^;)
市場関係者や鮮魚店、マスコミ、流通関係者など、
訪れるお客さんたちも水産に関係するいろんな業界の人たち。
けっこう背広姿の人も目立ちましたね。
出展しているのも、ほんとにいろんな団体でした。
水産物をストレートに紹介しているところだけでも、
都道府県の水産振興協会のような団体から、荷受けさん、
海外の水産関係企業までさまざま。
そして水槽設備や製氷器、市場でのオンラインシステムの
構築を提案するIT企業などなど。
全国の業者が作っているいろんな加工製品も実にいろいろと
展示されていて、さらにモノが水産物だけに、もちろん
試食もあちこちで行われています(*^_^*)
その気で試食すれば、それこそ一食浮かせることも可能かと(爆)

そんなこの業界にとっては実に勉強になる展示会なので、
見学に来ている人たちも大勢いるわけでして、
そんな展示会に来ている知り合いに会わないはずもありません(^_^;)
というか、ひっきりなしに県内、県外の取引先やらお客さんやら
実にいろんな人に出会います。
もちろん徳島中央市場の面々もたくさん来ておりましたので、
なんだか妙な感じでしたね(苦笑)
今回のシーフードショーでは、今まで知らなかったような
県外の産地の名産品や魅力的な加工製品などを
見ているだけでも十分に勉強になったのですが、
さらに日頃はなかなか手に取ることができないような
鮮魚加工用の器具や大型の機械なども実物を見て、
さらにデモなども見ることができたので、これからの
展開に使えそうなものはないか? という視点でも
いろんなモノを見ることができました。
なんせいろんなものが展示されているので、
ぼーっと通り過ぎてしまうような展示の中にも
よく見ると「おおっ!?」っていうようなものが
隠れていたり(^^)
そういったものもしっかりと見るため、広い会場の
中を3回ぐらい見て回りました。
その甲斐あって、いろんなヒントを掴めたような気がします。
最新の設備もとても魅力的なんですけども、
やはり最新の機械や器具はお値段も高い(滝汗)
これ導入したいな~ なんて思えるようなものも
いくつかあったのですが、コストがね~(泣)
そんな最新の器具の中に、よく見ると低価格がウリの
いい商品が混ざっていたりして(*^_^*)
そんな「低コストでいい商品」ってのもしっかりと
見つけてきましたよ~(^o^)
私は昨日の水曜日にほかの選抜メンバーといっしょに
見学してきたのですが、実は今日も別のメンバーが
見学に行っています。
日頃はなにかと忙しくて市場の外に出る機会がない
という人も多いのがこの業界。
こういうときに市場の外の業界の最新動向に
肌で触れるだけでも、大きな刺激になると思います。
さて、今回の見学でゲットしたナイスな情報、
今後に活かしていかなくちゃ。。。