The link at the date of the calendar is an entry.
寒い季節のハモの味は??
2007-03-26 Mon 18:23
さて、3月も最後の週に入りました。今週で2006年度も終了、
という会社も多いのではないでしょうか?
年末ほどではないにしても、意外と気ぜわしい人も多いかと(^_^;)

ここにきてようやく春らしくなってきましたね。
実は今日から私も、出勤時の服装をちょっとだけ「春仕様」に
してみました(^^)
魚類冬仕様ジャンパーは相変わらず着ておりますが、
その下に着ていたフリースのジャケットを今日は
着ずに出勤してきました。

ズボンの下に履いていたズボン下も廃止、靴下も厚手のものから
普通のものに変更です(^^)
それでも全然今日なんかは寒くなかったですね。

というよりもむしろ、日が高く昇る頃になると
今日はこの「やや軽装」なコスチュームでも配達で外に出ると
暑いなぁ~って感じるような陽気でしたね。
天気予報でも今日の気温は20℃を超える、なんて言ってましたから
その通りの陽気になったようです。

今日は配達で鳴門方面に出かけたのですが、
配達ルートの沿道はこんな感じですよ(^o^)

SPRING.jpg


菜の花が満開なんですよね~(*^_^*)
もうすっかり春!! という雰囲気です。

ただ、写真では鳴門の海も春らしく穏やかやね~ っていうふうに
見えますけども、今日はまだ風が残ってました。

昨日は天気は悪くなかったのですが、なんせ風が強くて
こりゃ魚の入荷は少なそうだな、と思いつつの出勤だったわけですが
案の定、今日はかなり入荷は少なめでした(^_^;)

先日のBlogでは魚も多くなってきました、
と書いたところだったんですけどね~(苦笑)
その先日のBlogでも紹介させていただきました、
ハモなのですが、とあるところで先日このハモの鍋を食べてきました。

hamo_nabe.jpg


こんな感じの鍋です。
あるお店で食べてきたのですが、このお店の正規メニューではなく
「試しに作ってみた」というものだったんですが。

軽く湯引きしたハモ、それにハモを使ったつくね、そしてあとは
普通にえのきやタマネギ、豆腐に水菜、白菜、ゴボウといったものを
入れた、ごく普通のお鍋です。
あ、もちろんハモは徳島近海産の「きらびき」ですよ(^^)/

昆布でダシをとったところに醤油とみりんで軽く味を付けただし汁に
あとはハモの身やら野菜を入れてひと煮立ち、っていうだけの
シンプルなものなのですが・・・。ひとくち食べてみると

むほほっ!? (汗)(汗)

っていうぐらいに美味しいんですよ~ これが!!
ホントに冬場のハモって脂が乗っててウマいといいますが、
これは偽りなく真実ですね~(*^_^*)

別に特別な物を入れているわけではないのですが、
ハモのつくねや身から、実にいいダシが出るんですよ~(^^)/
だし汁の表面にはぷっくらと浮かび上がる丸いアブラの模様。
かといって、ギトギトした脂っぽさなんてみじんもなく、
あと味スッキリな、なんとも絶妙なうまみが出てるんです。

よく秋口のアブラの乗ったハモを「金ハモ」といって
どびん蒸しなんかに入れて食べたりしますけども、
あの味に勝るとも劣らないですね!

ハモの鍋やハモすきっていうのも絶対アリですよ、これ(^o^)

ハモというとやっぱり夏場のイメージが強いですから、
なんといっても代表的な食べ方というと「湯引き」で、
湯に通して氷水にくぐらせて、芥子酢みそでアッサリと、
というものになりますよね。

もちろんこれもおいしいですけども、私に言わせると、

ハモの神髄は鍋にあり!

と言いたいぐらいですよ(笑)とにかくそれぐらいに驚きの
味でございました。
ぜひとも皆さんにも食べていただきたいものです。

ただ、ハモ鍋でひとつ大事なことは、なんといっても

ハモは決して煮すぎないこと

これ大事ですよ(^^) グツグツと煮てしまうと、美味しいダシは
いっぱい出てきて野菜なんかに抜群の味を与えてくれるんですが
いかんせんうまみが抜けすぎてしまうと、肝心のハモが
スカスカになっちゃうんですよね(汗)

これは骨切りをしていることもあるんでしょうね、
骨切りしてるもんだから、ダシ成分が抜けやすいみたいです(^_^;)
なので、ダシ担当はハモのつくねに任せてあげて、
ハモの身はささっとくぐらせてまだプリプリとしているうちに
食べてしまうのが吉ですね。

ハモっていうと、言わずと知れた徳島魚類の夏場の看板商品ですけども、
ハモはなにも夏場にしか穫れない魚というわけではないんです。
秋にもかなりの量が穫れますし、こうして春先になると
すでにハモの水揚げが始まります。

ただ、ハモの相場を決めるのはなんといっても京都や大阪。
この「ハモの本場」がハモの相場を左右しているわけですが、
この二大消費地でハモが食べられるのはやはり夏場なんですね(^_^;)

なので、ハモの相場は夏場が高くて、この二大消費地での
需要がほとんどなくなってしまう冬場っていうのは、
いくらハモが獲れても値段が付かない=漁師さんも獲りに行かない
と、こういう図式になってるんですね(苦笑)

まぁ冬場には冬場の旬の魚がありますし、ムリにハモを冬に
食べなくてもいいじゃないの、ということなんですが。
でも冬場にもこんなにもおいしいハモという魚を
なんとか年中おいしく食べてもらいたい、というふうに
考えるのは何も我々に限ったことではないんですよね。

しかし、なかなかこれが・・・(涙)
鍋商材としてハモを売り出したのはこれまでにも
いろいろな会社がチャレンジしてきたらしいのですが・・・。
なかなか定着してくれないんですよね(ため息)

じっさい売れないとなると、我々のお客さんたちも
お店で扱うわけにもいかないし・・となるのは当然です。
これはもう需要と供給の関係ですからね。

なので、なんとかこのハモ鍋のおいしさをみなさんにも
知ってもらいたいよなぁ~ と考えているんですよ。
なかなか道のりは険しそうなんですけども、なんとか
徳島魚類もチャレンジしてみたいと思っています(^_^;)

さてさて話は試食させてもらったハモ鍋に戻りますけども・・。

鍋を食べたあとにつきものなのはやっぱり「おじや」ですよね(笑)
このハモ鍋で残ったダシ汁を使ったおじやも
もちろんしっかりといただきました(^^)/

zo_sui.jpg


まぁこれ、見た目はいたって普通のおじやですけども
(そりゃまぁ当たり前ですね)
これが。。。んまぁ~なんとも言えず絶品です!(*^_^*)
これを食べずにハモ鍋は終われませんね~(笑)

こんなおいしいものを、試食レベルで終わらせるのは実に惜しい!
ぜひとももっと多くの人に味わってもらいたいものです。

今回のこのハモ鍋、実はちょっとしたヒミツがありまして(^_^;)
それはまだ今の段階では申し上げることができないんです(汗)
「とあるお店で試食してみた」というのはそういうことでして(^_^;)

さて、このハモ鍋がどのような形で皆さんの前の
その全貌を表すのか・・・
それはこれからのお楽しみ、ということで(^o^)


スポンサーサイト
別窓 | お魚ネタ | コメント:0 | トラックバック:0
| 不定期更新 市場日記 | NEXT