FC2ブログ
The link at the date of the calendar is an entry.
こちらも夏の代表格です
2007-08-20 Mon 17:21
お盆休みも終わり、阿波踊りも終わった徳島県地方、
数日暑い日が続いておりましたが、今朝あたりはようやく
というか少しは過ごしやすい朝でしたね(^^)

とはいっても日中はまだまだ暑いですけども(汗)
それでも少しずつ、やっぱり季節はめぐっているようです。

さて、徳島で夏の魚の代表格と言えば、
今年は特に断然ハモ! ってことになりますけども、
ハモ以外にも徳島県が全国的に有名な産地である
夏の魚がいるんですね。

それがアユです(^^)

tennen_ayu.jpg


こちらは天然物のアユです。
こちらはサイズがやや小さめのものですが、もっと大きなサイズの
ものもいろいろとセリには出てきています。

天然物のアユっていうと、全国的に名前が通っているのは
やはり高知の四万十川のアユ、でしょうか。
高知っていうのはイメージ戦略が上手というか、
農林水産物のPRが上手ですよね。

四万十川というと、日本最後の清流っていうイメージがありますし、
葦の生い茂る源流には沈下橋っていうシンプルな橋がかかって・・・
なんていう画像が私なんかでも思い浮かびます。
そんなところで釣り上げられた天然アユなんてのは
さぞかしおいしいだろうな~ っていう気がしますよね(^^)

でも、こういう「四万十川オリジナル」みたいにPRされている風景、
私の故郷である小松島の勝浦川でも普通にあったりします(爆)
四国一の長さを誇る吉野川にももちろんこうした風景はありますし、
徳島県下のいろんな河川で見ることができる情景だったりします。

それに川の透明度や清流度も、実は吉野川と四万十川には
まるで差がないというこの事実(^^)
徳島県下の河川も四万十川に負けず劣らず清流なんですよ(^^)/

ただ、これがうまくPRされていないので、
あんまりそういうイメージって徳島県民の中にもない、
ってのが現状だったりしますね(苦笑)

ってことで、四万十川に負けない清流で釣り上げられる天然のアユ、
その品質はかなりの上物なんですよ(^^)
徳島県のアユっていうのも、実は隠れたブランド品なのです。

天然アユの解禁日は6月なのですが、最初の頃には
産卵のために遡上してくるアユを狙うため、
どちらかというと小型のモノが多くて数も少なく、
かなりの高値で取引されるんですね。

でも、今ぐらいの時期になってくると
川を下っていく「落ち鮎漁」というのが始まっています。

落ち鮎は大きく成長していて、お腹には卵が入っているので
けっこうなサイズなんですね。
数もけっこう獲れるので、大きな割にはやや安い価格で
取引されていますよ(^^)

天然のアユというと、なかなか一般家庭で食べるような魚じゃなくて
高級料亭やら旅館で出てくる魚、っていうイメージがありますよね(苦笑)
じっさい天然物っていうのは高いですからね~(ため息)

さて、対するこちらが養殖のアユです。

yoshoku_ayu.jpg


養殖のアユはこんな感じでトレイに並べられて
売られることが多く、このひとつのスチロールケースに
1キロ分のアユが入っています。

札に書いてあるのは1キロあたりの尾数。
「9入」というものなら、1キロで9尾のアユが入っている、
っていうことですね(^^)
この数字が小さいほど、一尾あたりのアユは大きいというわけ。

養殖のアユにもいろいろと種類があるんですけども
自然の川の水を流している水槽で、天然に近いエサを与えて
育てる「天然仕立て」だとか「半天然」といった通称のある
養殖アユもいるんですね(^^)
販売上の種別では「養殖アユ」ってことになりますが、
やっぱりこういう「半天然」系のアユのほうがお値段は
少し高いですね。

とはいっても、やはり天然ものよりはだいぶリーズナブルですので
家庭の食卓にも十分にOKなのではないかと思います。
実際にスーパーなどで普通に売られているのはこうした
養殖物であることが多いと思います。

一般的な相場では、同じぐらいの大きさのアユだと、
天然物は高いときで10倍、安いときでも3倍~5倍ぐらい、
養殖物よりも高い値段が付いていることが多いです。

極端なときには、養殖アユ1キロ分の値段(つまりスチロール一個分)で
天然アユなら一匹!(滝汗) なんてことも(^_^;)
落ち鮎が出てくる今の相場なら、そこまでは行かないと思いますが。

天然アユと養殖アユ、よく似てるんですけども
市場マン達がよく言う見分け方としては
「顔つきが険しいのが天然、優しい顔は養殖」というもの。

これね、実際に見比べてみると、
「なるほど~ 違うもんやね~」って分かるんですよ(^^)

やっぱり厳しい自然の中で生き抜く天然アユっていうのは
引き締まった顔つきになるんでしょうかねぇ?

実は徳島は養殖アユも品質のいいものが獲れるということで
養殖も盛んで他県にもたくさん出荷されているんですよ(^^)
これもあんまり知られていないことではありますが、
今の時期にはセリが終わった午前の遅い時間から午後にかけて
県外発送分の養殖アユがいっぱい箱詰めされて
長距離トラックに積み込まれていますよ(^^)

他県の皆さんのご近所のスーパーにも
ひょっとしたら徳島県産のアユが並んでいるかも!?(^o^)
一度チェックしてみてくださいね!


スポンサーサイト



別窓 | お魚ネタ | コメント:1 | トラックバック:0
| 不定期更新 市場日記 |