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それでも季節は回るのです。。
2007-09-28 Fri 15:22
昨日は満月でしたね。
中秋の名月も過ぎ、秋分の日も過ぎて、暑かった今年の夏も
ようやく終わりの気配が濃くなってきましたね。

吉野川の土手沿いにはしっかりと今年も彼岸花が忘れずに
咲いておりました(^^)

朝晩は涼しくなってきて、出勤する頃にTシャツで
出かけると、ハナがズルズルと(^_^;)
もうそんな気温なんですね~。

さて、ようやく過ごしやすくなってきた今日この頃、
市場の中も前のようにセリ場にいるだけで汗が噴き出る、
っていうようなこともなくなりました。

そんな徳島中央市場、並んでいるオサカナたちも
だいぶ「秋冬コレクション」に模様替えしてきました(^^)

今は太刀魚やボウゼがたくさんセリ場に並んでおりますが、
そんな魚に混じり、いかにも「冬の食材だな~」っていうものも
ちらほらと並び始めていますよ。

すでにサンマはセリ場の主役顔をし始めてからだいぶ経ちますし、
新サンマの初入荷は7月ってことで、あんまり我々市場マンには
「秋の訪れを告げる魚」っていう感覚ではないのが正直なところ。

そんな我々も、こういうのを見ると、秋を感じますね~(^^)
たとえばこれとか。

tarako.jpg


タラコですね(^o^)
これは生のタラコ。市場ではよく「助子(すけこ)」なんていう
呼び方もします。
まるいスチロールの箱に入っているので、市場マンなら中身を
見ずとも、なかにタラコが入っているのは承知の事実なんです。

そしてこれとか。

shirako_autumn.jpg


これはタラの白子。
代表的な冬のアイテムですよね~(^^)
もうすでにこういった鍋商材が市場には入り始めています。

外食チェーンさんなんかでは、10月からは「秋メニュー」へと
本格的に切り替えるところも多いようで、
こういった秋冬食材の需要が一気に増えてきます。

秋冬のメニューで欠かせないもののひとつといえば、
こちらも忘れてはいけないですね~(^^)

kaki.jpg


はい、牡蠣です。
徳島では夏場には岩ガキっていう大型の牡蠣が採れるのですが、
これと入れ替わるように秋には岩ガキの漁期が終わり、
北陸、日本海、そして広島方面から
牡蠣が入荷するようになります。

牡蠣のむき身にはいろんな容量、カタチがあるんですが、
まずは容量の大きなチューブタイプ、そしてスーパーさん
などよく見かける100gほど入った容量のパックが
入荷するようになっております。

ただ、よく見るとこれ・・・全部「加熱調理用」なんです。
入荷の最初の頃にはこうした「加熱用」しかありません。
生食用の牡蠣が入荷し始めるのは
今年は10月の中旬頃になるようですね。

牡蠣はこういったむき身以外にも
カラ付きのままのものも入荷しています。

cell_kaki.jpg


この「カラ付き牡蠣」は、業界用語で「セルがき」ともいいます。
セルっていうのは「殻」のこと。つまりは殻のついた牡蠣、
というわけです。

しかしセルだけ外来語で、かきは日本語・・・どうせなら

セルオイスター

っていうほうがカッコええのに(爆)
なんて思ってしまいますが、妙にベタな表現が多いのが
市場の業界用語っていうものなのです(^^)

今の時期、冒頭にも申し上げましたが
季節の変わり目だということなので、
こうした秋冬向けの食材ばかり、というわけではありません。

ちょっと視線を移すと、こんな感じ。

ayu_kaki.jpg


はい、夏の旬の味代表として、天然あゆでございます。
6月に解禁になって、セリ場の花形として高値を付けていたあゆも、
そろそろ終盤。

この写真、よく見ると奥にはさきほどの
牡蠣パックが写り込んでます。

こんなふうに、夏のものと秋冬のものが混在しているのが
今ぐらいの季節の市場の売り場、というわけなんですね(^^)

夏の魚といえば、やはり忘れちゃイケナイのがこちらですよ!

hamo_autumn.jpg


言わずと知れた、徳島の夏の魚代表「ハモ」です(^o^)

今でもこうしてセリ場にはハモたちが泳いでおりますが、
やっぱりというか、量はだいぶ減ってしまってますね(^_^;)

もちろん、ハモの相場が夏場と比べて落ちてきているから
漁師さんたちも積極的にハモを獲りにいかずに、
相場の高いほかの魚を狙っているため、ということも
原因としてはあるんだとは思いますが、
それ以外にも、話を聞いていると
「ハモがいない」んだそうで。

ハモ自体があんまり穫れてない、っていうことらしいんです。
夏場には今年はたくさんの漁獲があったのですが、
なんだか秋に入って勢いがなくなっちゃったみたい(涙)

まだまだハモには頑張ってもらいたいんですけどね~
終盤とはいえ、ハモの注文はまだありますから。。
ま、とはいっても自然が相手のことですからね~
なかなか思い通りにはいかないものです。。

会社のみんなの様子を見ても、スーパーさんの
担当者はすでに年末に向けての牡蠣や鮭といった
鍋商材の商談をしていますよ(^^)

これからスーパーさんでも秋冬向けの
食材提案が始まっていきますし、外食店でも
季節先取りでいろんなメニューを出してきますよね。

それに向けて、我々市場マンたちは、
常に季節先取りで動いていないといけない
というわけです。

さてさて、今年の冬には何が売れるのかな?
鍋食材として、
ハモもイッチョカミさせてもらえないかな~(*^_^*)

そんなことを考えて、いろいろとプランを考えている、
そんな徳島魚類の秋なのでした(笑)
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