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冬においしいスズキ
2007-12-24 Mon 09:51
今日は12月24日。。
はい、クリスマスイヴでございますよ(^^)
昨日が祝日の日曜日ということで、今日は振り替え休日ですが、
年末の市場は「臨時開市日」として、通常営業しております。

だがしかし・・・クリスマスに売れるお魚っていうと、
パーティー寿司ぐらいのものなんでしょうか、
今日の市場にはお客さんの姿もまばらで
さらにオサカナも少なく、年末で忙しいはずがすっかり
「忙中閑あり」モード、といった感じです(^_^;)

今日は全国的に見ても中央市場は営業しているところと
休みのところがあるため、お客さんたちも「市場は休み」
と勘違いしているのかも(汗)
とまぁそんなわけで、ヒマヒマモードのクリスマスイヴなのです。
とほほぉ~(>_<)
今日売れるのは、全国一律で
フライドチキンとケーキでしょうかね~(^_^;)

さてさて、そんな徳島中央市場なのですが、今日は
早くも新春の便りが届きましたよ(^^)

shinwakame.jpg


新ワカメです(^^)
これは鳴門のワカメなのですが、年が明けて
寒さが厳しくなるころに出荷がはじまり、
春先頃まで出荷が続く、徳島では「新春の便り」とでも
いうような海産物なんですが・・・なんと年末に早くも
登場するとは(汗)

さすがに初ものなので、けっこういいお値段が
ついておりましたよ。

さて今日のお題。
スズキといえば、言わずと知れた「夏の魚」ですよね。
夏場に旬を迎え、あっさりとした白身に脂が適度に乗り、
「あらい」なんかにしたらなんとも言えず涼味もあるし、
おいしい白身魚ですよね(^^)

夏が旬の魚ですから、今の時期には完全に旬を外れており、
やっぱり痩せてしまってて味はイマイチ、でもけっこう
漁獲はあるもんだから、そらもうお値段はちょー破格(^_^;)

夏場の1/10以下っていうお値段になっております(爆)

suzuki_0712.jpg


これがいまの時期の典型的なスズキですね。
徳島では「セイゴ」とも呼ばれておりますが、
やっぱりダイエット中かのごとき、痩せた魚体になってます。
まぁ中にはメタボリックによく肥えたスズキも混じってるのですが、
全般的にお値段はかなーりお安くなってますね(苦笑)

さて、冬場にはスズキはダメダメなのかというとさにあらず。
実は冬場に旬を迎えるというスズキがいるんです。

それがこちらのスズキ。

kurasuzuki.jpg


このスズキ、名を「ヒラスズキ」といいます。
徳島では「クラスズキ」とか、単に「クラ」と言った方が
通りがいいですね。

普通のスズキは旬が夏、川と海の交わる河口付近などに
多く棲んでいて、汽水域の魚っていうイメージがあり、
身もどことなく川魚のような香りがあるものですけども、
このクラスズキはというと、沖合に棲んでいて、
川とはまったく無縁。
そしておいしくなるのは冬、つまり今頃が旬のスズキなのです。

身質もスズキとはまるで違っていて、
さっぱりしたスズキに対して、もっちりとしており、
イサギやタイっぽい感じなんですよね。

ワタシは「ずっと海で育ったスズキがクラスズキ」だって
思っていたんですけども、普通のスズキとクラスズキは
別の種類なんだそうです(^_^;)

今の時期のスズキと違って、魚体はみるからにまるまると
肥えていて、色もブラウン系メタリック調なスズキとは違い、
クラスズキはダークグレーメタリック(^^)

市場に入りたての頃は、普通のスズキとクラスズキの
区別があんまり付かなかったワタシですが、
今では間違えることはないですね。
市場マンならまずひと目で判別できるぐらいに
スズキとクラスズキは違います。

このクラスズキ、スズキと違って水揚げされる量も
少なくて、味もいいからけっこう高値で競り落とされてるんですが、
この冬はどういうわけかこのクラスズキがけっこう
たくさんセリ場に並んでいます。

少ないときにはほんとに、ほとんどセリには出てこないので
貴重なスズキとして扱われてるんですけども、
この冬はけっこう普通にセリ場で見かけますね(^^)
その分、やはりお値段もややこなれている感じです。

いいお値段なのであんまりスーパーさんでは
見かけることはない魚ですけども、
料理店ではこの冬はけっこう使っているところが
多そうな感じですね(^^)

ひょっとしたら忘年会、新年会などで
料理の中に出てくるかも知れませんよ(^o^)

いつものスズキとちょっと違う、
冬場においしいスズキ、出会えたアナタは
ラッキーかも(^^)

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