今日は木曜日。昨日は市場はお休みでしたので、
平日まっただ中ではありますが、市場では一応、休み明けです。
なのに・・・やっぱり昨日の強風がたたったのか、
今日の入荷もめちゃくちゃ少ない(涙)
なかなか盛り上がってくれない徳島中央市場鮮魚部なのです(ため息)
そんな今朝がた、徳島新聞を読んでいて面白い記事を見つけました。
アオリイカの漁獲とお米の収穫高に奇妙な相関関係がある、というのです。
これは徳島県の水産研究所で統計データをもとにして研究をしてきた結果、
明らかになったデータなのだそうです。
アオリイカというと、徳島では実は「隠れた名産品」なのです。
ハモは昨年の夏にブレークしてけっこう有名になりましたが、
アオリイカも実は、徳島の漁獲高が日本有数だったりするんです(^^)

さらに徳島県水産研究所によると、徳島県産のアオリイカは
アミノ酸を多く含んでいておいしいことが成分的にも証明されているんですよ。
どうりで他県からも「徳島のアオリでないと!」と、指名買いが
入るのも頷ける話というわけ。
やっぱり徳島の魚っておいしいんですよ!(^^)/
さてさて、そんな徳島の海が誇るオサカナであるアオリイカなのですが。。
アオリイカがたくさん穫れる年は、お米も豊作。
アオリイカが不漁の年はお米は凶作。。なんだか不思議な気がしますが、
これはアオリイカの産卵する夏頃の気温や降水量に
関係があるんだとか。
夏の気温や降水量、これはもちろんお米の作況指数にも大きく
影響を与えることはよく分かるんですけども、アオリイカにも影響?
水産研究所さんによりますと、アオリイカが産卵するのは
海岸に近い沿岸部。このあたりは雨が降ると川からの水が
流入するために塩分濃度が低くなる、っていうことに。
研究によるとアオリイカな塩分濃度や水温が低いと
産卵しにくい、成長も遅いということになるんだそうで、
なるほど、そういう理由で冷夏になるとアオリイカの
水揚げも減ってしまう、という傾向があるというのは
うなずけますね。
徳島県水産研究所では、お米の作況指数からアオリイカの
水揚げ量の予測ができないか? という研究をこれからも
進めていく、とのこと。
これはおおいに期待したいところですね(^^)
天然魚の水揚げ量って、ほんとに読めないんですよね~
なんせ相手は自然のオサカナですし(汗)
今年はアオリはたくさん獲れそうだ、ハモはどんな感じかな?
なんていうことがあらかじめシーズンの前に分かるなら、
我々としても事業計画も立てやすくなりますしね。
こういう面では、我々のような仕事は自然の魚を相手にしてるので
言ってみれば穫れた魚の量を見てから手を考える、というような
後追い的な商売になりがちなんですよね(^^;)
事前に水揚げの状況がある程度読めるなら、ほんとにありがたいことです。
ところで、我々市場マンには「アオリとお米の出来高に相関関係あり!」と
言われてもピンとこないんですけども(^^;) 、 市場マンなら
たいていが知っているアオリにまつわるジンクス、ってのはあります。
それは・・・
アオリが大漁だと、地震が来るというもの(>_<)
これはかつて、1995年の阪神大震災の起きる前、1994年の秋頃に
かつてなかったほど大漁にアオリイカが獲れた、ということに
起因するジンクスなのですが。。。
なんせこのときはホントにたくさんのアオリイカが沿岸を
埋め尽くし、海面がアオリイカだらけで水面が見えないほどに
多くのアオリイカがいたんだそうです。
そのあと、年が明けてすぐにあの震災。。。
誰が言うともなく「アオリが大漁のあとには地震が来る」
という噂がまことしやかに流れた、というわけなのです。。
果たしてこれがホントなのかどうか。。
それは分からないんですけどね(苦笑)
すくなくとも私が市場に入ってからこっち、アオリイカの
プチ大漁っていう時期は何度かあったのですが、
そのときに大きな地震っていうのはありませんでした。
ただ、小さな地震は確かにありまして(滝汗)
でも小さな地震っていうのはアオリと関係なく、
けっこういつでも起こったりもするモノですし、
アオリイカと地震の関係を特定するほどのものではないかと。
なんせ徳島県っていうところは、今世紀中に
東南海沖地震がかなり高い確率で発生すると言われていますから、ちょっと地震に対しては
ナーバスになっている面があるんですよね(苦笑)
まぁ地震に対して、少しは不安感があって、
それに対して備えをしておくということからしたら、
それぐらいナーバスになっているほうが
いいのかもしれないですけども(^^;)
さてさて、アオリイカとお米の関係、そして地震の関係。
お米との関係は科学的に立証されつつありますが、
地震との関係は・・・どうなんでしょうね?(汗)