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巨大でレアな「幻の中の幻のサカナ」
2008-04-28 Mon 15:30
世間ではゴールデンウィーク突入ってコトで
あちこちでイベントが開催されて、道はあっちもこっちも
渋滞しまくり・・・という4月の終わりでございますが。。

徳島中央市場は今日も元気に動いております(^^)/
基本的には日曜日と祭日はお休みになっていますが、
休日が3日続くと各方面のサカナの供給に支障をきたす、
という配慮からでしょうか、GWで3連休の3日目は
毎年市場は開催されております。
今年の場合は5月5日がその「3連休の3日目」に当たるので
こどもの日は市場は開いております(^^)

どうぞお間違えのなきように。
お客様はこぞって仕入にいらしてくださいね!

さてさて、ちょっと前になるんですけども、
GWを目前に控えた頃、セリ場にまたしてもレアなサカナが
やってまいりましたよ~(^o^)

最近、レアなサカナというと私に紹介してくれる、
荷受けの近海担当の名物男「A沢さん」です(笑)
今回もまた「ごっついモンが入ってるんですよ~」と
もったいぶってあるサカナを見せてくれました。

それがこちら。

ara.jpg


このサカナは、名前を「アラ」といいます。
アラというと、「クエのことやん?」と思われる人も
けっこう多いのではないかと。
はい、クエのことを「アラ」と呼ぶ地方はけっこうありますよね。
もちろん徳島でもクエのことを「アラ」と呼ぶ人はいます。

でも、このサカナの名前、標準和名は「アラ」なんですよ。
なので、ホントに「アラ」はこのサカナなのです。

古い市場マンに聞くと、アラって昔はけっこう普通に
入荷していたらしいんですが、最近はめっきり少なくなったんだそうで。
ただし、昔からあんまりメジャーなサカナではなかったとか(^_^;)
獲れることは獲れるけど、あんまり量が安定しないから、
なかなか使いづらいんでしょうね。。
でも「これって喰ったらうまいんじょ~」と、このサカナのことを
知っている人はみんな言うんですよ(^^)

実はこのアラ、小さいサイズのモノはけっこう徳島の南のほうで
獲れるんですよ、今でも。
けっこう獲れる、といっても、大型の底曳き船が一回の漁で
小さなアラを3匹ぐらい、っていう感じなので
多いとは言いがたいですね(苦笑)
でも、けっこう・・そうですね、南の底曳き船が出たときには
二回に一回の割合では揚がってたりもします。

ただし・・・たいていは1キロ以下の小さなもので、
魚体の前から後ろにかけて、茶色いスジがすーっと
背中あたりにあるんですよね。
ちょうど、イノシシの子供(うり坊)の背中にスジがあるように。
こういう小さなアラはよく見かけるんです。

小さなアラは、漁師さんたちの間では「ホタ」と呼ばれているようで
こうした小さなアラの入った箱には、必ずヨコに「ホタ」と
書かれています。

このホタ、けっこう値段はお手頃な「雑魚扱い」のサカナでして
(まぁたまにしかなくて、あってもひと箱とかですからね)
私はよく先取りでもらってお得意さんに送ってるんですよ(^^)
お値段手頃で鮮度もよくて、刺身でも焼き物でもOKなので、
けっこう評判のいいサカナだったりします。

そんなアラなのですが・・・A沢さんがわざわざ見せてくれるって
いうからには、普通のアラではないわけでして。
見せてくれたアラは・・・

でかいっ!(汗)

ふだん見慣れているアラは1キロ未満、せいぜい1キロあったら
大きいなぁ って感じなのですが・・・このアラは・・・
4キロぐらいあります(爆)

こんなにも立派なアラは初めて見ましたよ!
A沢さんも、こんだけ大きいのは初めてだとか。
そりゃ見せたくもなりますよね~(^_^;)

以前にも見たことはあったのですが、改めてネットでこの
アラというサカナについて検索をかけてみたのですが、
このアラというサカナ・・・

幻の魚と呼ばれるサカナは数あれど、アラはまさしく「幻」!
っていうぐらいに今では獲れなくなってしまった希少なサカナ
だそうで、ましてや3キロだの4キロだのいう大きさの
アラはめったなことではお目にかかれないんだそうです。

味はまさしく絶品で、鮮度がよければ刺身バッチリ、
塩焼きやポアレにしても抜群にうまいそうな(ヨダレ)

A沢さんに「これって先にもらったらいくら?」と
聞いてみたんですが・・・A沢さんには


分かりません(爆)


と言われてしまいました(^_^;)
いつもの小さなサイズのアラなら、お値打ち価格でOKなんですが、
なんせこのサイズのアラです、こりゃかなりのレアもの。
いったいいくらになるのか分からない、ってことらしいんですね(苦笑)

ただ、このアラっていうのは市場ではなんとも微妙なポジション。
知ってる人はその味も知ってるし、希少性も知ってるわけですが、
知らない人には「茶色い妙なスズキのぱちもん」ぐらいにしか
見えないわけですよ(爆)
なので、いったいいくらぐらいになるのか
予想も付かない、っていうんです。

ん~ 確かにねぇ~(^_^;)

結局、そのままこの特大サイズのレアなアラは
セリにかけられました。。。

結果は・・・

意外とお値打ち?

っていうぐらいの価格で競り落とされました(^_^;)
もうちょっと値がしてもいいんだけど、ちょっとこのアラは
腹ボテ(タマゴを持っている)なので、値が落ちたみたいですね。
まぁそれでも普通のサイズのアラよりもかなり高値では
落札されていましたから、A沢さんもまずはひと安心、
ってところかな?(^_^;)

あ~でも。。。私もセリに入ってあの特大アラ、
競り落としたかったなぁ。。。
未だに小さなアラにしても、売るばっかりで
食べたことがないんですもん(涙)

今度また出てきたら、絶対ゲットしてやるぜいっ!(^^)/
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