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ニューカマー見参!
2008-04-12 Sat 18:27
桜の花もすっかり盛りを過ぎ、葉桜の季節ですね。
入学式も終わって、次は今月末から始まるゴールデンウィークが
大きなイベント、ってことになるのかな?

昨日の嵐のせいで今日も市場はすっかりがらんどう(涙)
オサカナの入荷が少なくて寂しい限りでした。
特にサバやアジの入荷がほとんどない、っていうのが
困りますよね(>_<)

サバ、アジといったら市場の青物では「あって当たり前」
っていうぐらいに定番中の定番の魚ですからね。
でもこの定番の魚が全国的にショートしてしまってるようで。。
今日のセリにもサバはまるっきり並びませんでした(ため息)

そんな中でやっぱり天然タイは旬ですね~(^^)
たくさんの新鮮なタイがいっぱい並びましたよ。
相場もいい感じでこなれてきてますし、まさしく旬真っ盛りです。

さて、午前中にはすっかりと片付いてしまったセリ場なのですが、
配達から帰ってみるとなにやら一台のトラックの周りに
たくさんの人が集まってるのが見えました。

new_truck_8t.jpg


もちろんトラックには徳島魚類のマークが入ってるし
周囲にいる人だかりも魚類マンが多いようです。
近づいてみると、なんかトラックが見慣れない・・・?

でもこのトラックは前から徳島魚類の活魚部門で使っている
トラックだし・・はて?? と思いよぉーく見てると。。

new_truck_8t2.jpg


あ! 活魚水槽が新しくなってる!!(^^)/

なんか違うな~と思ったのはそのせいだったんですね。
トラック自体は前からあるクルマなのですが、水槽だけが
新品になったというわけなんです。

な~んだ、って感じがするかもしれないですけども、
活魚車にとってはこの「活魚水槽」がキモ。
もちろんこの水槽は、たんなる水槽にあらず。

中に入れて運ぶ活きた魚たちがストレスを極力感じないように
快適な状態を保って運ぶための工夫がいっぱいしてあるんです。
水槽に酸素を送り込むためにポンプ(ブロアといいます)が
付いてますし、酸素ボンベも搭載。
さらに水温を調節するためのヒーターやチラー(冷やす装置)を
搭載することもありますし、水槽内には照明も点きます。
水槽を暗くするとストレスを感じる魚種もいるんです。
そのために明るくすることもできるってわけなんですね。

さらに水槽内の海水を常にクリーンに保つための濾過槽も
当然のように搭載されています。
これらの装置はエンジンの動力を利用した発電機で起こした
電気で動かすわけですが、停車中でも水槽設備が動かせるように
専用の小型発電機を搭載することもあります。

早い話がホントに「設置されている水槽が移動できるようにしてある」
というものですから、普通に設置されている活魚水槽と同じような
機能を持ったものがトラックに乗っかってるってわけ。

なので、単なる水槽だと思ったら大間違いでして、
このトラック用の水槽ってのはとぉーっても高いんです(>_<)

ざくっと大まかに言って、だいたいトラック本体と同じだけの
お値段がするんですよ(滝汗)
言ってみたら、活魚水槽車っていうのは荷台になんにも付いていない
新車のトラック2台分のお値段がするっていうわけなのです(^_^;)

もちろんそんなに高いクルマですから、ほいほいと買うわけにも
いきませんよね(苦笑)
なので、こうしてトラックはそのままで、水槽だけを交換、
あるいは逆に水槽はそのまま使って、トラック本体だけを
新しいモノにする、というような「載せ替え」が普通に行われます。

今回はこのトラック、前に積んでいた水槽が水漏れしていまして
それがどこから漏っているのか分からない、っていうような
奥まったところからだったもんですから、手のつけようがなく
水槽自体もだいぶ年季が入っていたために修理して使うよりも
これを機に新調しよう、ってことになったんです。

前の水槽と比べて、まずだいぶ背が低くなりました。
そのぶん、やや後ろに伸ばしているのですが、全体としては
乗せることのできる容量は増えています。
水槽の背が低いと、なんとなくキャビンが高く見えて不格好なんですが、
水槽に登って作業する魚類マンからしたら
登り降りが全然ラクなんだそうです。

大きく違うのは今回の水槽は「3槽タイプ」だということ。
前の水槽は「2槽タイプ」でした。

new_truck_8t3.jpg


水槽の内部が3つに分かれているので、別の種類の魚を
いっしょに運ぶこともできるっていうわけですね。

もちろん区画を増やすとひとつの区画の容量が減るんですが
今回は全体の容量をちょっと増やし、3槽でもOKとなりました。

ほかにも、水槽のフタが前のタイプよりも大幅に軽量化されていて
片手でもひょいっと持ち上げることができるぐらいなんです。
前のは二人がかりで開けないとダメなぐらいに重かったんですよね(汗)
こういうところにもいろんなノウハウが詰まった新型水槽。
ほかにもいろんな点が改良・グレードアップされています(^^)

あと一ヶ月もすればハモの水揚げが本格化しますから、
きっとこの新しい水槽車も大活躍することになるでしょう。

このトラックは8トン車になるんですが、主に
県内の浜を回って近海魚を集荷したりするために
活躍することになります(^o^)
もちろん県外にも走っていくことあると思いますが、
県外への長距離、大量輸送をする際には、
10コもタイヤが付いた、28トンの大型活魚水槽車が
やっぱりメインになりますね。

新たな戦力が加わった徳島魚類の活魚部門、
今年のハモシーズンも気合い入れていきますよ~(^^)/

・・・実はまだナイショなのですが・・・
活魚部門には、さらにもう一つの「隠し球」があったりして(爆)

これについては・・近日公開っ!!(*^_^*)

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