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これが噂の「骨」です!
2008-05-10 Sat 17:54
ゴールデンウィークもさっさと終わり、
すっかりと初夏らしくなってきた5月の徳島です(^^)
しかし暑いね~なんてTシャツで仕事してたと思えば、
今日はいきなりの冷たい雨。。

配達に出た国道の情報表示板に「11℃」なんて
気温表示が出ているのを見ると、
ほんとにビックリしちゃいますね(汗)
ついこないだ「最高気温29℃」なんてことに
なってたのに(^_^;)

そんな気温の変化について行けないためか、
ワタシもしっかりと喉をやられております(涙)
体調不良の連休明けですが、GWの需要期が終わり、
オサカナの需要も一時的にトーンダウンしてる感じです。

サカナの入荷もそろそろ暖かくなってきて
本格化してきそうなものなのですが、
なんとなーく物足りない状況。。
もちろん冬場のように「ぜんぜんナイじゃん!」
っていう状況ではなく、ひととおりはあるという
感じではあるんですが、「めっちゃあるやん!!」
と興奮するような量ではないですね(^_^;)

今が盛り上がるはずの天然タイの漁も
いまひとつ盛り上がりにかけてる感じですが、
ハモのほうはGWが明けていよいよ量も増えてきてます。

ただハモといえば・・・例の「中国食品問題」の影響もあり
本来量販店向けに加工食品として出荷されていた
「冷凍湯引きハモ」などのハモ製品は
本来流通量の大半が中国産のハモが原料だったのですが、
この中国産ハモに対して量販店さんもアレルギー反応が
強いようでして(汗)
今年は国産のハモに切り替えて販売をしていきたい
という意向が強いように見受けられますね。。。

でも、そうなると・・・もともと国内で流通している
量販店向けの加工製品原料としてのハモって、
そのほとんど中国産だったことを考えると・・・

今年の国産ハモの相場ってどうなるの!?(滝汗)

というのがまったく読めません(>_<)
おまけに今の段階では今年の水揚げ量もまだ
確定的な予想もできませんし・・・。

ハモの相場が高くなることではいろんな立場で
いろんなメリットデメリットが生まれてくるでしょうけども
一気に高騰するようなことになれば、やはり現場は
相当な混乱も予想されます・・・。

というわけで、先行き不透明でちょっとばかし
ナーバスになってる徳島魚類なのでした(^_^;)

さて話を天然タイに戻しましょう(苦笑)
先日、ワタシの担当している大阪のお客さんが
たくさん上場されて相場の下がった徳島産の
天然タイを大量にセリ買いしたのですが。

その中の一匹を3枚卸にしてみようってことになりまして。
身質を確認してみようってことと、持ち帰って
すぐに試食してみたいってことだったのです。

まぁ普通に3枚卸にして、それをビニール袋に
包んでいたんですね。
身を紙に包み、ビニールに入れて、
せっかくですからアラもいっしょに持って帰って
あら炊きとか潮汁にしてみてくださいよ! と、
ビニール袋に中骨を入れていたときでした。

なにやら妙な突起をワタシの指先が感じたんですね。
ん? なんだこりゃ? 
なんかパチンコ玉みたいなこれって・・。
いったい何がくっついているのかと思ったら・・・

おおお! これって・・・これが噂の!

鳴門骨

ってヤツですよ~(^o^)

narutohone.jpg


みなさんご存じでしょうか? 鳴門骨って。
けっこう有名だったりしますから、知ってる方も
けっこういると思います。
ワタシも知ってはいたのですが、実際にその実物を
目にするのは意外と初めてでした(^^)

鳴門骨っていうのは、天然の鳴門鯛にだけあるという
中骨にある「コブ」のこと。
たいていはこの画像のように、ややシッポ寄りのあたりの
骨に2コか3コぐらい、ポコっと盛り上がったように
できているコブのことを言います。

このコブは奇形というわけではなく、
「渦潮」で有名な鳴門海峡の急流の中を
元気に泳ぎ回る鳴門鯛は泳ぐために懸命に
体を動かすので、骨が疲労骨折してしまい、
その骨が治癒するときに元よりも強く復元するために
こんなふうにコブになるんだという説が有力ですが、
じっさいのところはその原因はハッキリとは
分からないんだそうです。

ただ、潮の流れが早い海域に棲んでいる天然のタイにだけ
見られるのは確かなことらしいです。
なので、なにも鳴門海峡の天然タイだけではなく、
他の海域の鯛の中にも急流の中で育った個体に
こうした「鳴門骨」が見られることもあるそうです。

とはいえ、やっぱり急流の海域で育つ天然タイの
筆頭といえば鳴門鯛ってことになりますよね。
急流の中を泳ぐから運動量がハンパじゃないため
身が良く締まり、とっても身質がよいっていうのが
鳴門鯛が評価されている一番の理由なわけですけども、
この鳴門骨があるってことは、まさしく鳴門海峡の
急流の中で育ってきたことを
証明する「目印」でもあるわけですよね(^o^)

鳴門骨のある鯛をゲットしたってことは、
それだけ身質の保証が確かだということで
いわゆる「アタリ」の鯛というわけです(^^)

しっかしまぁ~不思議ですね~。
できる原因はハッキリと分からないけども
こうして確かにコブはできる。
それも鳴門海峡に育った天然のタイにのみ。

実際に触ってみると、たしかにこれって骨が
変形してるものなんですね。
コリコリと硬くて、骨の一部が盛り上がっている、
というのがよく分かります。
感じとしてはほんとに第一印象の通りに
「ちょっと小さめのパチンコ玉」という感じです。

透明感のある飴色の身の色を見ても、この天然タイは
ほんとアタリですね(^o^)

こればっかりは実際にさばいてみないと分からないのが
鳴門骨なんですけども、いったいどれぐらいの割合で
鳴門鯛にこれがあるんでしょうねぇ??
興味は尽きません。

では最後にちょっとだけオマケで
またまた珍しいオサカナを一席(^^)

セリ買いされた魚が続々と店前に戻ってきている中、
伊勢エビに混じっていたのがコイツ。

hakoebi.jpg


見た瞬間に「およよ!?」となりましたよ(^_^;)

なんじゃこの激ヤセした伊勢エビは!?(爆)

ってね(笑)
色目や大きさは伊勢エビっぽいんですけども、
なんだかやたらとスリムで角張ったこのフォルム。
なんだかモビルスーツちっくでもあります(汗)

なにこれ? なぁなぁなんていうエビ??

と、荷受けをしていたベテランに聞いてみたのですが

そりゃたろくん、これはなぁ~

うんうん、これは?




・・・これは「エビ」じゃ。

は!?(T_T)

ってなわけで、どうやら名前は知らなかった様子(苦笑)
なので、自分で調べてみましたよ(^_^;)
そしたらこのエビは

ハコエビ

というらしいです。
姿カタチの通り、甲羅がハコっぽいからハコエビ(^_^;)
う~む、ヒネリなし(爆)

400gもありますからそこそこ立派ではあります。
でも伊勢エビと比較したら全然安い値段。
やっぱりあんまり美味しくないのかな??

知ってる人に聞いてみたんですけども
・・・やっぱりあんまり美味しくはないそうです(^_^;)
それにめったに獲れるようなエビでもないらしいので
市場では人気薄。。

この「不定期更新 市場日記」に登場するレアなオサカナたちは
たいていが「めったに入ってこないけど実はけっこうウマい!」
ってのが多いのですが、このハコエビくんは
そうでもないそうですね(苦笑)

う~む、残念!

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