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オオカミ現る!
2008-06-06 Fri 18:39
梅雨どきのぐずついた天候が続きますが、
昨日の徳島県地方はときおり激しく雨が降り、
あちこちで道路が冠水するほどだったのですが、
今日は昼過ぎからいいお天気になってます。
でもさすがに梅雨どきですから、またすぐ週末には
お天気は下り坂みたいですね(^_^;)

さてさて昨日のセリ場では、またしても見たことのないような
変わったオサカナがお目見えしておりました。

wolffish1.jpg


ひと目見て、誰もが「なんじゃこりゃ??」という声を
出さずにはいられない、なんとも面妖なその風貌。。

頭はコロンとまるく、まるで犬のよう。
なんだかサカナというよりはパグ犬みたいですよね(汗)
シッポも丸いのかと思ったのですが、よぉ~く見ると
シッポは箱の長さが足らずに折り曲げてあるんですよ。
どうやらこのオサカナのシッポには目立った尾びれがあるのではなく
太刀魚のようにだんだんと細くなるという体型のようです。
画像では大きさは分かりにくいですけども、7キロを超える重さがあり
おそらくシッポを真っ直ぐにしたら1メートル近い大きさです(爆)

並んでいる場所からして、どうやら北海道からの空輸で
送られてきた魚のようです。
周りにはソイやハッカクといった北海道エリアでしか
獲れない、北方系のオサカナが並んでましたからね。

徳島はホントにいろんなサカナが水揚げされるのが
特長と言ってもいぐらいに、様々な魚種が揚がるところなのですが
さすがに北海道でしか水揚げされない変わったサカナは
獲れないですからね(^_^;)

穴の開いていないフタ付きの箱で空輸されてきたこのサカナ、
フタには大きく「オオカミ」と書かれています。

オオカミ??

ますます謎は深まるばかりです(汗)
たぶんこの顔つきからしても「オオカミ」っていうのが
このサカナの名前だと思われるんですが・・・
ほんとに聞いたこともないですし(^_^;)

けっこうな人だかりができて、みんなこの不思議なサカナを
のぞき込んでいるんですけども、当然のように誰もこのサカナの
正体を知りません(苦笑)

オオカミねぇ~ 確かに魚というよりは犬の類の顔。
くりくりとしたまん丸な目はけっこうかわいらしいです(笑)
試しに口をちょっと開けてみたら・・・なんと犬歯のように
尖った歯が並んでいます(汗)

wolffish2.jpg


そこでまたしても懐から取り出しましたる秘密兵器。
iPod Touchを使ってこのサカナの正体を検索です(^^)
「オオカミ」というキーワードを手がかりにして
検索してみると・・・分かりましたよ、コイツの正体。
この怪しげなサカナの名前は・・・

オオカミウオ

といいます。 
・・・ほんとそのまんま、ですね(^_^;)
ネットで見つけた説明によると、日本ではほとんど食用にされず、
市場にもめったに流通していないサカナなんだそうです。
ただ、北欧などではけっこう食べられているサカナらしく、
ヨーロッパで人気のある「高級魚」なんだそうで(^_^;)

ちなみに日本ではほとんど馴染みのないこのサカナ、
オオカミウオという名前も、単純にヨーロッパでの名前である
「WOLF FISHES」という名称を直訳しただけ、だそうです(^_^;)

実際に食べてみたというレポートを読んでみると、
脂がキツくて皮目がくさい、っていう記述があります(汗)
刺身や蒲焼きでは「おいしくない」というより「食べられない」
というレベルみたいですけども、以外なことに皮を取って
身だけの状態にして油で揚げるとシンプルにおいしい、とも。
つまり、イギリスなどでよく食べられている「フィッシュ&チップス」に
するとおいしい、とあります。
なるほど食文化の違いといいますが、ニンゲンの知恵ですね。
ちゃんと魚に合った食べ方があるんですね、そしてそれをうまく使って
おいしく食べる調理法と料理があるもんだと感心するコトしきり。

たった一匹で徳島の市場に殴り込みをかけてきたローンウルフ、
オオカミウオくん。
残念ながらセリでいくらで落とされたのか、ドタバタしているうちに
セリ場から消えてしまったので見逃してしまったのですが、
どんなお客さんが買っていったんでしょうねぇ・・・。

やっぱり欧風料理のお店が買ったのかな??(^^)

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