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今年も「期間限定の味」のシーズンです(*^_^*)
2008-10-30 Thu 15:14
明日で10月も終わってしまいますね。
2008年もはや残すところ2ヶ月となってしまいました。
今年で大台に乗った私、ますます月日の経つのが早く
感じられます(涙)

さてさて10月末の徳島中央市場、いよいよアオリイカの
入荷も本格化してきました(^^)

aoriika0810.jpg

どうです? この見事なまでの透明感!
この鮮度のアオリイカがごく普通にセリ場にいっぱい並ぶなんてのは
やっぱり徳島の市場ならではなのかもしれないですね。
体の中の墨袋まで透けて見えてますよ。

順調にたくさん入荷している、とはいえ、
去年のようなセリ場一面アオリイカ! というような極端な大量ではなく
順調に入荷してきている、という感じ。

今のところは地震の心配はなさそう、かな?(笑)

そして大きさも今月のはじめにご紹介したBlogでは
せいぜい400グラムぐらいの大きさのものがほとんどだったのが
一ヶ月足らずの間に主力となる大きさはどんどんと大きくなり、
1キロを超すような大きさのアオリイカも全然珍しくないですね(^^)
大きくて食べ応えのある、しかも鮮度抜群のアオリイカを食べるのは
今頃がイチバン! というわけです。

さて、アオリイカの豊漁が続く一方、今年もあの「常識外れ」な
おいしさを持つ、「完全期間限定」のアヤツの入荷も本格化しています。

maruaji1.jpg

2006年のBlogをはじめ、何度が今までにも取り上げてきた、

秋の鳴門産丸アジ

です(^o^)
10月から11月頃にかけて、約1ヶ月の間だけ、異様なまでに脂が乗り、
めっちゃくちゃ美味しくなる、鳴門産の丸アジ。
このおいしさはほんとに丸アジという魚に対するイメージを
ひっくり返してしまうほどの破壊力を秘めたおいしさなのです(笑)

限られた海域で限られた期間にだけ獲れる、
バカウマな丸アジ。
普段は平アジ(真アジ)に完全にお株を奪われて
「安いけど、味では真アジに明らかに劣る」
と言われて市場ではさげすまれている丸アジくん。。
この季節にだけは汚名挽回! 平アジよりも安いけど、
味では負けんっ! とばかりに脂の乗ったその体いっぱいで
我々市場マンに訴えかけてくるのです。

maruaji2.jpg

しかもこの鳴門産の丸アジ、全国的にも珍しい

釣りものの丸アジ

なんですよね(^^) 一匹ずつテグスで釣り上げられ、
丁寧に船の中で活かされて港まで戻り、
水槽に入れられて市場まで活きて泳いだままでやってきて、
セリの直前にこれまた丁寧に一匹ずつ活き締め処理されてから
セリにかけられるこの丸アジ、手でこうして持ち上げると
ぐに~ と体がカンタンに曲がるほど。
まさしく「釣った直後」のように体が死後硬直を起こしていない、
いわゆる市場用語で言うところの「イカっている」魚、なんですね。
網捕りの丸アジと違って、水揚げの時に網で擦れることもないため、
体の色もキレイな深緑色。腹の色もキラキラと銀色に輝いています。
この色のアジは釣りものの証ですよね(^^)

ちょうど昨日のセリの中で、魚類マンである○吉くんが

「そろそろ丸アジ、ウマくなってきたんとちゃうで?」

と私の耳元で囁きました(笑)
おお! そうやな! そろそろ季節やな(^^)
と、私もニヤっと不敵な笑みを浮かべ、二人でニヤニヤしながら
セリが終わるのを待っておりました・・・。

なぜセリが終わるのを待っていたのかというと・・・

店前に丸アジが残ったら、買って帰ろう

っていう魂胆だったのです(爆)
幸か不幸か、昨日は水曜日。しかも月末近いということもあり、
お客さんの数も少なくて、店前には数箱の鳴門産丸アジが
売れ残っていました。

さっそく店前で品定め。
う~む、コイツぁめっちゃ肥えてるんちゃう? とか
こっちのほうが絶対ええで! とか
ほかの魚類マンたちも入り乱れて、丸アジの品評会が始まりました(笑)

そんなことをしていると、セリを終えたベテランセリ人が店前に
帰ってきたので、「どの丸アジがウマいっすかねぇ?」と聞くと。。。

いける! 
今はこのへん(ここの並んでる丸アジ)やったらどれでも間違いない!


という太鼓判が出ました(*^_^*)
ってなことで、みんなめいめいに丸アジをお買い上げ、っていうことに。
店前に残っていた鳴門産の丸アジは、従業員のお買い上げで
きれいさっぱりなくなってしまったのでした(苦笑)

その後、さっそく店先で丸アジをさばき始めると・・・
みんな興味津々で観察しにきます(^^)
さばいてみると・・・

見事な脂のノリですぜ!

やっぱり今年もこの「期間限定丸アジ」はやってくれそうです(^^)
私も8尾入りの丸アジを買って、3匹分は刺身に、5匹分は開いて
一夜干しに、ってことにしたんですが、
この3匹分の刺身は昨夜、帰宅するときに持ち帰りました。

自宅ではすでに子供達と嫁さんは夕飯を終えていたのですが、
「お~い、スペシャルまいう~なアジのお刺身があるぞ♪」
と声をかけるとたちまち食卓に集まる食いしん坊達(^^;)

次男と三男がガツガツと「うわ~ ホンマにうまいっ!」
食い散らかし始めると、満腹のために興味なさげに
漫画を読んでいた長男も、
「え?」って感じで食卓に吸い寄せられてきます。

ひとつつまんで長男の口に入れてやると・・・
そこからはノンストップです(笑)
自分の箸をさっそく持ってきて、食い散らかし始めます(爆)

気がつけば、3匹分の刺身は5分も経たないうちに
消滅してしまいました(*^_^*)
やっぱり子供達もおいしいものってすぐにかぎ分けるんですよね。
こんだけ見事な食べっぷりは久しぶりに見た気がします。

脂のノリが絶妙で、ほんのりと甘くて、かつしっかりとした
歯ごたえ。まったりとしすぎることもなく、かといって
ゴリゴリしすぎでもない。朝に活き締めにした丸アジを
夜に刺身で食べる、っていうのは
絶妙のタイミングとみました!(^^)/

う~ん、この味・・・・限定期間が終わってしまう前に
もう一回ぐらいは食べないと気が済みませんね(笑)

でもね・・・今日の夕飯は

期間限定丸アジの一夜干し

が待っています(^o^) 活き締めのバリバリの鮮度のモノを開いて
打ち塩をして、店の脇に吊して一昼夜と半日。
ちょうどいい塩梅に仕上がったバカウマな丸アジが今晩のおかず♪

見てくださいよ、このハラの脂!

maruaji_hiraki.jpg

真っ白ですよ!(*^_^*)
この脂が決してクドすぎることなく、ほんのりと甘くて
めちゃくちゃウマいんです。

もともと水分が多めで「水っぽい」と表現されることの多い丸アジ。
こうやって一夜干しにしてうまみ成分を凝縮させるのは
美味しく丸アジを食べるためのひとつの方法なのですが・・・
こんだけ脂のノった丸アジを一夜干しにしたら・・・

どういうことになるんでしょうか?(笑)

早く夕飯、食べたいにゃ~♪
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