土曜日の夜、若い魚類マンたちに誘われて
県南までアオリイカを釣りにいってきました(^^)
釣りというと、うちの長男も大好きなので
長男も誘って・・というか、日頃なかなかかまってやれない
長男とのレクリエーション目的でいっしょに出かけてきた、
って感じなんですけどね(苦笑)
会社の子たちは先に出かけていって、
ワタシは仕事が終わるのがちょっと遅れてしまい、
長男を迎えに自宅に戻ったりしていると
出撃時間が大幅に遅れてしまいました(涙)
さてさて、徳島ではこれから秋の深まりとともに
アオリイカのシーズンを迎えるんですけども、
釣りでアオリイカを狙うっていうと
もっぱら人気なのは鳴門のほう。
でも人気なだけにワタシみたいなシロートが入っていくには
ちょっと敷居も高いかなぁ~って気もするし、
まぁサイアク釣れなくてもいいや~ みたいな感覚だったので
とりあえず会社の子のよく知っている
県南の穴場で釣ってみることにしました(^^)
今回行ってきたのは木岐というところ。
県南の漁港ですね。
現地にワタシと長男が到着したのは
日もとっぷりと落ちた19時頃。
すでに会社の子たちは釣りを開始しており、
1人がミニサイズではありますがアオリイカを
1杯釣り上げておりました(^^)
これを見た長男、もうすっかりテンションアップです!
とりあえず釣りに関してはまるっきりのシロートに近く、
ハゼ釣りとアジやイワシのサビキぐらいしか自分では
できないワタシは会社の子にまるっきりまかせっぱなしで
仕掛けを作ってもらい、さっそく釣りを開始しました。
まぁ長男がメインでワタシはときおり竿を持つ、
って感じだったのですが。
ってことで、ワタシはもっぱらノンアルコールビールを
あおりつつおつまみ食べたりして、
頭上に広がる満点の星空を岸壁にひっくり返って
眺めたりしつつ、癒されておりました(笑)
ノンアルコールビールのカンカンには
カニが寄ってきたりしてね~(^^)

こういうノンビリした風情もたまにはいいものですよね(^^)
アオリイカっていうと、
代表的な釣りかたには3種類ぐらいあるみたいですが、
今回は「野猿釣り」っていう釣り方をしてみました。
もちろんワタシはアオリイカ釣りなんて初めてでしたし
当然ですが野猿なんていう仕掛けも初めて(汗)
これ、簡単にいうと生きた小アジを泳がせて、
これに食らいついてきたアオリイカを引き寄せてきて、
竿の下まで寄せてきたら野猿と呼ばれる引っかけ針を
テグスに沿わせて落とし、
竿をしゃくってアオリイカを野猿の針に引っかける、
っていう方法で釣り上げるんですね(^^)
なんとも複雑な釣り方だなぁ~って思ったんですが、
とにかくもやってみろ、ってことで挑戦してみました。
この夜はあんまりアタリ自体がなかったんですけども、
それでも何度かアオリイカのアタリはありました(^^)
でもシロートゆえの哀しさか、アタリがきてから野猿を
落として引っかける、という段取りに
時間がかかってしまって(爆)
そんなこんなしているうちにアオリイカが
アジを食い散らして逃げていってしまう
っていうのを何度か繰り返してしまいました(涙)
そのうち、なんだかアオリイカとは違うんだけども
餌のアジとは明らかに違う妙なアタリが長男の竿にヒット!?
なんだこれ~?? とか大騒ぎしつつたぐり寄せてくると、
眼下の水面にはなにやらにょろにょろと蠢く黒い影が(爆汗)
とにかくも野猿を落とし込んで、
やたらと暴れるこの謎の魚を釣り上げることに成功したのですが・・・
おおおっ! でっかいアナゴだぁぁ!(^^)/(^^)/こりゃ大物やないか~! やるじゃん長男!!
って思ったものの、、
ん? なんかこのアナゴ、色が変な気がするぞ?(汗) アナゴには間違いないと思うんだけど、何か違う・・・。
市場マンである会社の子たちも、
「うう~ん、アナゴとはちょっと違うよなぁ~」と
首をかしげてます(^_^;)
と、とりあえず喰っても毒はないだろうってことで(爆)
持って帰ることにしました。
しかし・・・結局その後も何度がアタリはあったものの
アオリイカを釣り上げるには至らず、
この珍妙な大アナゴ一匹のみの釣果に終わったのでした・・・。
まぁボウズではなかったけれど、、ってところですね(苦笑)
でも長男は初めての夜釣り、初めてのアオリイカ釣り、
さらにはアナゴなんて大物を初めて釣ったもんだから
かなり楽しんでくれてたようで(^^)
それなら釣れていったワタシとしても目的は達成したかな、と。
結局、後片付けを開始したのは23時をまわってから・・・
この日は当然ですけども早朝の午前3時前から出勤して
ずっと起きていたワタシはもう眠くて眠くて(汗)
帰りの道中はどこをどう運転したのか
よく覚えてませんが(核爆)
なんとか無事に戻ってきました(^_^;)
帰宅してから眠い目を擦りつつ、
この得体の知れない大きなアナゴの正体をネットで
検索してみたところ・・・このアナゴくんはどうやら
ツマグロアナゴというアナゴらしいことが判明しました。
深海に棲んでいるアナゴで、小骨が多いうえに
あんまりおいしくないらしいです(爆)
しかしなんで深海に棲んでいるアナゴが
木岐の湾内の浅瀬なんかにいたのかは
不思議なところなんですが・・・
会社で魚に詳しいベテラン魚類マンに聞いてみると、
セリにもごくたま~にこういう感じのアナゴが
普通のアナゴに混じってることがあるそうで。
市場では
「ネズミアナゴ」みたいな呼ばれ方を
しているアナゴのパチモンだそうな(^_^;)
曰く、やはり評価は「美味しくない」んだそうです(苦笑)
ま、まぁ今回の釣りの目的は長男のレクリエーションだったので、
べ、別に食べられなくても、、ね(^_^;)
でも食べておいしいのをやっぱり釣りたいもんですけどね(苦笑)
もうちょっとしてアオリイカがもっと増えてきたら、
リベンジに出かけようかな??
・・でも今よりも秋が深くなってきたら、
軟弱なワタシなんかには夜は寒いかな??(^_^;)