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赤くて甘くて高くて・・・
2009-12-04 Fri 21:35
師走になって寒さもだんだんと厳しくなってきましたね。
とはいっても日中はまだ暖かい感じですし、
山々の紅葉も例年よりも長持ちしてますが・・。
それでもやっぱり一番マンの動き出す時間からセリ開始の
時間ぐらい、つまりは日の出前ぐらいの時間帯っていうのは
けっこう足もとから寒さが来る、っていうような感じです(>_<)

このしんしんと冷える感じ、いよいよ冬が・・・師走がきた、
というのを実感しますね。
ってことで、今年も徳島魚類の1階部分、お客さんが
休憩するためのソファの前には恒例のファンヒーターが
登場しました(^^)

fanheater09.jpg

コイツが据え付けられると、いよいよ冬本番!
そんなふうに実感する魚類マンたちなのです(*^_^*)

さて、今日ご紹介するのはちょっと変わったエビです。
徳島で昔から水揚げはされてるんですけども、
昔から水揚げ量がかなり少なくて、めったに市場には並ばないという
そんなエビ。。

このエビ、珍しいだけじゃなくてめちゃくちゃオイシくて
さらにめちゃくちゃ高価なんだそうで(汗)

アカザエビ

という名前らしいのですが・・・。
たしかにそういう名前のエビ、ほとんどセリ場ではみたことがありません。
このエビは洋食レストラン、いわゆるリストランテっていうイタリアンの
お客さんから

入荷したら値段はいくらでもいいから
必ず取っといて!


と言われているんですよ(汗)
金に糸目は付けないから絶対に欲しい、とまで言わせてしまうこのエビ・・。
こないだこのエビにやっとのことで対面しました(*^_^*)

車エビよりもちょっと大きめだけども、伊勢エビよりは小さいかな、
っていう感じで、たしかに赤いです。。
手が長くて、カタチ的にはテナガエビによく似ているんですが、
色が全然違いますし、テナガエビよりも大きいですよね。

このときにはすっかり忘れてて、写真を撮ってなかったんですよね(爆)

そして、またそれからしばらくして・・・
一匹だけセリ場に他のサカナといっしょくたになって置かれていたので
コレはチャンス! とばかりにワタシがゲットしました(^^)
さすがに「あったら必ず取っといて!」と言われても、
さすがに1匹だけでは売れませんしね、、
せっかくなので一度食べてみようかと(*^_^*)

自宅に持って帰って、嫁さんにシンプルに塩ゆでしてもらいました。

それがコレです。

akazaebi.jpg

ボタンエビみたいな感じもしなくもないんですが、
やはりこの長いツメが特徴ですよね。

さっそく試食タ~イム(^^)/
殻を剥いて、いい感じに茹で上がった白い身を食べてみると・・・

およぉぉおお!?

こ、これはなんと!・・・甘いぞぉ!(*^_^*)
いやはやビックリです。
とっても濃厚な味のエビですね~ たしかにこれはウマイ!

さらに、シッポの身よりも、頭の甲羅の中にある身のほうがさらに
プリプリとしていて甘味が強い!(>_<)
これは明らかにウマイ! オイシイ! 美味です!!

いや~ビックリしましたね。
こんなおいしいエビがいるんですね。
しかも徳島の海に。

めったに採れないらしいってことで、
ちょこっとこのエビのことを調べてみました。
すると、やはりこのエビは深海に棲んでいて、なかなか水揚げは
されないようなエビなんだそうですね。
しかも、エビの中では最も高価 だとか書いてあります(汗)

ひ、ひえ~(>_<)
なんかすんごいモノを食べてしまったような気がしますわ(汗)
一人で「うぉ~っ!!」とか「むほぉぉっ!!」だとか言いながら
食べてたものですから、子供達がそらもう興味津々です(^_^;)

嫁さんが「あのエビはお父さんがオシゴトのために食べてるの!」と
説得してるんですけども・・・そんなの気にする子供達なわけもなく(苦笑)
もの凄い羨望のまなざしビームを出して来るもんですから、
しゃーなく彼らにも、もちろん嫁さんにもちょこっとずつ分けたんですが・・・
やっぱり「んまいっ!!」を連発。

でも哀しいかな一匹だけしかないんですよね(涙)
ほんの一瞬で人生初アカザエビは終わっちゃいました(^_^;)

このエビ、ネットの図鑑によると、フランス料理のラングスティーン、
イタリアンのスキャンピっていうのがこのアカザエビなんだそうですよ(^^)
なるほど、そういわれたら確かに聞いたことありますね。
フレンチだとかイタリアンの値の張るコース料理でよく使われてるとか。

・・・もちろん、ワタシは食べたコトなんてないですけどね(涙)

でもこれでナットクです。
うちのリストランテなお客さんが「あったら必ず確保してくれ!」と
言っている意味が。
イタリアンでも高級食材で、しかも超レアなエビ。
地元で獲れた新鮮なものとなれば、それはそれは価値がありますよね(^^)

また今度、セリ場で見つけたらソッコーで確保!
ってのを固く心に誓ったのでした(^^)

さてさて、次にアカザくんに出会えるのはいつになりますやら・・・。
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