FC2ブログ
The link at the date of the calendar is an entry.
やたらとマイナーな年中行事
2010-07-02 Fri 16:11
すでに梅雨明けしてしまった沖縄や、もともと梅雨のない
北海道以外の大部分のエリアでは絶賛梅雨時期真っ最中ですが、
みなさん夏バテなどなさっていませんか?(^_^;)

毎日毎日、当たり前ですけどもジメジメで、
なんとなく気分も滅入ってしまいますが・・。
今日は7月2日ですよね。

7月2日っていうと、みなさんはご存じでしょうか?
今日は半夏生(はんげしょう)という日なんだですよね。
ウィキペディアによると、この日は半夏という草(カラスビシャク)が
生えてくる頃、という意味なんだそうですけども、今の暦では
厳密に「天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日」が半夏生と
決められているそうです・・・・。 
って、なんのことか分かりませんけど(爆)
まぁともかく、この半夏生っていう日は農家にはけっこう
重要な節目になる日なんだそうで、この日までの田植えを終えないと
いけないとか、この日には農作業をしてはいけないとか、
いろんな節目のある日なんだそうです。

言わばこれ、お盆には漁をしてはいけない、っていうのと
なんだか似たようなジンクスなのかもしれないですが・・。
なんで半夏生の話なのかというと、半夏生の日にタコを食べる、という
風習が日本各地、とくに関東のほうで見られるんですよね。

半夏生にタコ・・・皆さんはご存じでしたか?

これも謂われはいろいろとあるようなんですが、
蒸し暑くなってくるこの時期に栄養のあるタコを食べて
スタミナをつける、というありがちな説から、
稲がタコのように大地にピッタリと張りつくように
根を張ってほしいという願いを込めた、という説まで。
なるほどね~(^^)

さて、そんなわけで半夏生にはタコ、というわけですよ(笑)
徳島魚類のお得意さんである大手のスーパーさんでも
毎年半夏生の7月2日前後には「半夏生フェア」ってことで
タコの拡販キャンペーンをしてます。
広告も出して、大々的にタコを売り出すんですが・・・
これがなかなかどうして! よく売れるんだそうですよ(^o^)

ワタシはこのスーパーさんの拡販キャンペーンがあるのを
前から知ってたので、この時期に半夏生という日があって、
タコを食べる習慣があるっていうのは知ってましたが・・・
この風習・・・いや、そもそも7月2日が半夏生ということを・・

知らないヒトがほとんど

っていうのが実際のところなんですよね(^_^;)

タコを食べる日ってことですから、少なくとも市場関係者なら
みんな知ってるものだとばかり思ってたのですが。。
これが意外なことに、ほとんどのヒトが
半夏生って何?? っていう反応なんですよね(爆)

ましてや、半夏生にタコを食べるなんてのは
まるっきりみんな知りません(汗)
知ってるのはスーパー関係者だけ、って感じです(苦笑)

まぁワタシにしても市場に来るまでは半夏生なんてのは
全然知りませんでしたし、だいたいこの日にタコを食べる、
なんていう習慣は我が家にも実家にも、おばあちゃんの里にも
なかったですしねぇ~(^_^;)

まぁそれぐらいマイナーな風習なので、タコを食べる日だという
今日、半夏生の徳島中央市場のセリ場には・・・

taco100702.jpg

普通にタコは並んでましたが、
特にいつもよりたくさん並んでいるわけでもなく、
どちらかというと普段よりも少なめ、って感じです(^_^;)

で、相場としても別に普段と変わりなく・・・というよりも
ちょっと安めな感じでしたね(苦笑)
う~ん、セリ人もお客さんも半夏生のことを知らないんじゃぁ
値の上がりようもないんでしょうけど。。

件のスーパーさんはというと、半夏生のフェア用のタコってのは
セリで買ったりせずに事前に相対で必要数量を確保してますから
セリには影響が出ないんですよね(^_^;)

ところで徳島県のタコって、みなさんはどんなイメージでしょ?
タコというとやっぱり明石のタコが有名ですよね。
でも徳島のタコっていうのも明石のタコと同じ海域、
つまり瀬戸内にいるタコなわけで、その身質はよく似てるんです。

すぐ近くの海で水揚げされて、活きたまま市場に
やってくることの多い徳島の地ダコ。
そりゃもう元気いっぱいです(^o^)

taco100702b.jpg

こういう風にネットに入れた状態で
海水の入ったスチロール箱に入れられてセリ場に
並んでるんですが・・・。
二段重ねにして並んでいるスチロール箱が
たまに勝手にぐぐぐーっと持ち上がってたりすることがあります。
初めて見たらめっちゃオカルトちっくでビックリするんですが(笑)
これってね、下の箱の中に入っているタコが
上に乗っているスチロール箱を持ち上げてるんです。

もちろん上の箱にも海水とタコが入ってますから、
ヘタすりゃ10キロ近い重さがあるはずなのですが、
それを持ち上げてしまうほどにパワフルで元気いっぱいなんです。

そして、このネットに小さな穴でも開いてようもんなら・・・
ずるずるずる~っとその穴を拡げて脱走してしまうんですよ(爆)

zidako.jpg

ほら、こんな感じ(滝汗)
もうこうなった地ダコは手強いですよ~(^_^;)
けっこうな速さで滑るように動いて逃げますし、アタマを引っ張って
(実際にはアタマでなくて胴体なのですが)
セリ場の地面から引きはがそうとしても、吸盤で
ピターっと地面に張りついて全然剥がれてくれません(涙)
思いっきり引っ張って引きはがすと、今度は腕に巻き付いてくるし(滝汗)
これがもう気持ち悪いなんてもんじゃない!(>_<)

なので、タコはネットから出しては絶対にダメです(^_^;)

こんだけ活きのいい地ダコ、やっぱり一般的な外国産の
湯ダコとかよりも美味しいですね。
風味があるというか、味が濃いというか。
これはほかの地方でもそうだと思うんですけども、
やっぱり地物が一番! なのかも知れませんね。

徳島魚類では、この徳島産の地ダコを凍結加工して
いろんなところに加工用の原料として販売もしてますが、
とにかく徳島の地ダコは日本各地の業者さんからも
とっても好評なんですよ(^^)

たこ焼きにこの地ダコを入れたりなんかしたら、
そりゃもうダシの出かたが違いますし、歯ごたえも
ひとあじ違ってめっちゃウマですよ(*^_^*)

半夏生にタコ、っていうのはあんまり知られてないにしても
ちょうどいい機会ですから、徳島の地ダコで
たこ焼きパーティー、なんていかがですか??(^^)
たこ焼き器で自家製たこ焼きを焼きながらビールでイッパイ!
くぅぅ~ 夏!! って感じじゃないですか(笑)

あ~なんかたこ焼き食べたくなって来ちゃいましたよ(爆)
スポンサーサイト



別窓 | お魚ネタ | コメント:0 | トラックバック:0
| 不定期更新 市場日記 | NEXT