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すんごい養殖真鯛を食べてみた!
2010-10-20 Wed 16:23
・・・というわけで後編です(^_^;)

そんなわけで我が家の食卓にやってきた話題の養殖鯛「伊達真鯛」。
実際にワタシも食べてみることにしたわけですが・・・

とりあえず、この鯛のことをうちの加工場のスタッフにも
見せておこうと思い、加工場でおろしてもらいました。
あ、いえ別に自分でさばくのが面倒だった、というわけでは・・・
ウホホホホ~(爆)

いつもの養鯛となんか違う? なんてことを聞きながら
さばいてもらいました。

datemadai3.jpg

うちの加工場では毎朝毎朝、主にスーパーさん向けなどに
養殖魚を何十本、何百本という単位で加工しています。
なので、毎日さばいている普通の養鯛との違いを
実際にさばいている人たちなら分かるんではないか?
と思ったワケなんですが・・・。

見るなりやはり、

なんかよぉ肥えてるけどキレイなスタイルしとるし、
色もきれいやなぁ


とのコメント。ふむふむ、やはり分かるんですね(^^)

匂いはどう? と聞くと、
養殖臭さがだいぶ少ない感じがするね、とのこと。
実際にすぐそばにいても、養鯛特有の匂いはほとんどしないんですよね。

そして、3枚卸にする過程で内蔵を取り出して、
興味津々に加工場のスタッフは胃袋などをクンクンと
におってみるんですけども・・・なんと!

全然内蔵すら臭わない

んですよ。これはビックリです。ほほ~(*^_^*)

datemadai4.jpg

というわけで3枚におろしてさらに刺身用に皮も引いて
背と腹をわたしてもらいました。

どうです? キレイな身ですよね~(*^_^*)

頭も梨割りにしてもらい、中骨なんかもきれいに全部パックしてもらい
内臓以外は全部持ち帰ったのでした・・。

さっそくその日の夕飯は

伊達真鯛づくし

でございます(^o^)
まずはこちらを食べないと始まりませんよね。刺身!!

datemadai5.jpg

持ち帰るときに氷で冷やしながら持ち帰ったので、
血合いの色がさらに鮮やかに発色しています(^^)
身の透明感もすごくキレイで、触るとプリプリとしています。
この弾力はさすがですね。活きの良さの証明ですわ。

そして頭はカブト煮に、骨などのアラは潮汁にしてもらいました。

datemadai6.jpg

できあがった刺身、カブト煮、潮汁でいっただっきま~っす♪

まずはお刺身ですが・・・

文句なし!! ウマい!(^^)/
実はワタシ、天然でもそうなんですけども・・・あんまり鯛の刺身を食べて
オイシイっていうふうに感じたコトってないんですよ(苦笑)
食感はいいけれども、そんなに風味があるかなぁ? ってのが
正直なところなんですが・・・

この伊達真鯛ときたら! 
弾力なんかの食感はもちろんですけども、ほんのりとした甘みもあって
実においしいお刺身なんですね。
そして・・・養鯛特有の匂いってのはまったく感じられません。
文句なしにおいしい刺身なんです。

この伊達真鯛の刺身のうまさを証明しているのがうちの子供達。
このBlogでも何度も登場している我が家の子供達、
もちろんこの養鯛がどういう鯛なのかなんて知る由もありません。

子供達は高くても安くても、価値があろうとなかろうと、
とにかく魚がうまければ取り合いして食べるし、ウマくなければ
ひと箸つけたらあとは放置プレイ、っていう極端で残酷なほどに
魚の味に対してはシビアな評価を下すんですよね。
それが味覚だけに正直な子供達の舌なわけで、オトナなんかよりも
ある意味正確に旨さを評価してくれるってわけなんですが・・・

そんなウチの子供達、この伊達真鯛の刺身を

ケンカしながら奪い合いして食べてる

んですよ(^^)!
こりゃやっぱりホンモノだ! って確信した瞬間でしたね~。

そしてカブト煮。

datemadai7.jpg

とにかく養鯛の欠点というのは、養殖特有のその「匂い」にあるんです。
この匂いがダメで養殖魚が食べられない、っていう市場マンは
実はけっこう多かったりします(^_^;)
ワタシは養殖魚が食べられないっていうことはないんですが、
養殖魚の中でも特に匂いがキツい養鯛ってのはじっさいニガテでして、
今までもあんまり食べてないんです(汗)

そんな養鯛特有の匂いというのは、加熱調理をすると
特に際立ってしまうんです。
なので、刺身ではあんまり気にならなくても
煮付けとか焼き物にするとよく分かる、っていうのがあります。

なのに・・・このカブト煮ときたら・・・
そんな養殖の匂いが全然感じられませんっ! 
正直ビックリしました。

クンクンとよぉ~くにおってみると、たしかにわずかに
養殖の匂いが感じられないこともないんですが、
これは全然気にならないぐらいでしかないですね。

脂は乗っているけども決して乗りすぎてギタギタでない、
そして脂の質が明らかに違うのは匂いの違いからしても明らか。
これはホントに・・「天然っぽい養鯛」というのは
言い得て妙な表現だと実感しました。

datemadai8.jpg

そしてこっちは中骨などでダシを取った潮汁。
養鯛の匂いが一番際立ってしまう調理法とも言えるでしょうね。

これまた・・・

子供達、おかわり攻撃!(^^)/

おいしいんでしょう、おかわりないん? と次々にお椀を
嫁さんに差し出してるほど。。
ホントにね、いい香りなんですよ。
コレホントに養鯛なの?? って誰でも言うでしょうね。
ホントにおいしい潮汁でした。

ほんのりと浮いている脂の玉、これが実にいい味なんです。
ギタギタしていない、自然なかんじの脂の甘みがあります。

そんなこんなで大満足だった伊達真鯛づくしの夜だったのですが・・・
もちろん翌日の夜も引き続きで試食ですよ!(^^)/(^^)/(^^)/

試食で確かめたかったのは
二日目の養鯛がどれほどの身質を保っているのか
ということですね。

普段あまり養鯛を自宅で食べたことのないワタシなので、
このへんについては普通の養鯛のことを
お得意さんから聞いてあったんですが・・・

曰く、通常の養鯛というのはさばいた翌日、
冷蔵庫で寝かせると身に脂が回ってしまい、
匂いが強くなってしまう、そして身がべちゃべちゃになってきて
色も透明感を失って白くなってしまうのが普通なんだと。

なので、とてもじゃないけども二日目には
養鯛は刺身では出せないんだそうです。

冷蔵庫から出してきた2日目の伊達真鯛の刺身を食卓へ。

datemadai9.jpg

どうです? 
これがさばいて二日目の養鯛の切り身です。
この透明感はどうです?(^o^)

身の向こう側の箸が透けて見えるほどの透明感を
そのまま保っているじゃないですか!
血合いの色も二日目とは思えないぐらいにキレイです(^^)

もちろんそのまま食べてみましたが、
まだほんのりと弾力が残っていて、身が活きている感覚。

よくワタシも天然魚を買って帰ったときにするんですが、
冷蔵庫で寝かせることでいい感じに脂が回って
甘みが出てきて旨味が増すというツウな食べ方があるんです。

養鯛でそれをすると匂いが出てしまって食べられなくなるんですが、
この伊達真鯛だと、まるで天然魚のように2日目にも
しっとりとして甘みが出た、旨味の増した刺身が二日目にも
楽しめる、ってわけです!

これは実際に魚を使う飲食店ではかなり大きなメリットですよね。
買って帰ってお客様に出した養鯛が余った場合、
翌日にもその鯛を使えるのか、それとももう使えないのか。
二日目に有効利用できる養鯛ということならば、少し単価が高くても
十分にペイできる、っていうことになるわけです。
これはホントに今までの養鯛にはない大きな特徴と言えるでしょう。

そして最後に・・いちばん意地悪な食べ方とも言える、
鯛しゃぶで二日目の伊達真鯛を食べてみました。

datemadai10.jpg


加熱することで匂いが引き立ってしまう上に、それをごまかす調味料も
加えていないスの状態で食べるわけですから、
いちばん匂いがキツく感じられるんですね。

でも、これも大丈夫でした(^^)
さばいて二日目の伊達真鯛、鯛しゃぶで食べても十分に
おいしくいただくことができちゃったのです♪

自分の舌でも確認し、子供達のお墨付きももらった伊達真鯛。
コレでワタシも大手を振って、自信満々でお客さんに
奨めることができるってモンです(^^)/

ホントにこの伊達真鯛っていうのは・・・
スゴいの作りましたね! 村田水産さん!(^^)/
感服いたしましたm(_ _)m

ってなわけで2回に分けてお送りした、
新しいブランド養殖鯛「伊達真鯛」(^^)/

徳島では徳島魚類にて、取り扱いさせていただきます(*^_^*)


よろしくどうぞ~♪



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