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お目立ち度抜群の丸いヤツ
2007-04-13 Fri 15:22
またしても突然に始まる「巨大生物シリーズ」(^^)/
今回で・・・え~と第何弾でしたっけ?(笑)

先日、徳島中央市場のセリ場に突如として出現した、
巨大生物がなんと4体!(笑)
そのうちの1体を、私の担当するお客さんが捕獲!(爆)

あまりの巨大さに、買ったはいいけどコレ、
どうやって持って帰るんよ~とまで言わしめた、
その巨大生物とはこちら。

mandai.jpg


初めてこの魚を見る人は、思わず開口一番に
「なんだコレ?」と言うことウケアイの、愛嬌のある姿ですよね。

写真ではなかなか大きさが分かりにくいので、
ちょっとお行儀が悪いんですけども、私の足を入れてみました(^_^;)
こんな感じです。

akamanbou.jpg


斜め上から撮影しているので、まだこれでも小さく見える方です(笑)
この魚、47キロもあるんですよ(汗)

先日の超巨大なカンパチと同じような重さ。
しかもカンパチのような魚体と違って、コイツは丸いですからね(滝汗)
スチロールの箱に収めることもできず、こうして台車の上に
転がされている、というわけです(^_^;)

さて、この巨大なサカナの名前は「アカマンボウ」といいます。
マンボウ、と名前が付いていますが、
種類的には「アカマンボウ目アカマンボウ科」という
種類に分類されてまして、「フグ族マンボウ目マンボウ科」の
マンボウとは、種類がまた違うみたいです。

まぁでっかくて丸い形をしているから、こりゃマンボウでしょ?
っていうことで、こんな名前が付いているんだと思いますが、
市場では「マンダイ」と呼ばれることが多いみたいです。

実はこのアカマンボウ、市場ではそんなに珍しくもないんです。
マグロのセリ場にたまに並んでいることがあり、市場マンたちも

あ、今日はマンダイがおるんやな。珍しいな(^^)

ぐらいの驚き度数しかありません(苦笑)
でも、こういう魚は市場以外ではまずお目にかかりませんから、
市場マン以外の人がこの魚を見たら、とりあえずビックリしますね(笑)
大きいだけでもビックリなのに、コイツと来たら
全身が銀ピカで水玉みたいな斑点模様入り、さらにヒレは
赤くてなんともド派手ですからね~(笑)

実はたまに本家のマンボウも入荷したりすることがあります。
なんとこのアカマンボウが入荷する前の日、活きたマンボウが
市場には入荷していたんですよ(爆)
30キロオーバーという巨体で、養殖ハマチの水槽の中を
の~んびりと泳ぐ姿はやっぱりどことなくユーモラスでした(^^)
でも、さすがに買いませんでしたけども(汗)
Blogネタに買って下さいよ~と、荷受けの担当者さんに
せがまれましたが、さすがにそれは(滝汗)と、お断りしました(^_^;)

というのも、マンボウにしてもアカマンボウにしても、
実は珍しい魚ではあるのですが、なんといっても大きくて扱いづらい割に

安い!!

んですよね(苦笑)しかもかなり(滝汗)

というのも、その身はクセがあるらしく、好き嫌いが大きく分かれるそうな。
聞くところによると、徳島でも県南部のほうや、高知などでは
アカマンボウやマンボウを好んで食べるそうですが、
一般的にはあまり好んでは食べていないようです。

アカマンボウやマンボウは、なんせ価格が安いので
漁師さんもわざわざ狙ってこの魚を獲るということはないそうです。
だってね~ こんだけ大きいから漁獲するのも大変だし、
市場まで持ってくるにもものすごい労力がかかります。

自前のトラックで運ぶならまだしも、トラック便なんて使ってたら
確実に赤字は確定! なんてことに(>_<)
なので、マグロを獲っている漁師さんたちは、マグロに混じって
水揚げされるこのアカマンボウやマンボウは、
船に上げることなく、捨ててしまうんだそうです(^_^;)

たまに市場で見かけるときというのは、マグロの水揚げが少なくて
チャーター便のトラックなど、送料に響かないような場合、
「荷物のスキマ埋め」のために積んでくるような時なんだそうです(爆)

なんとも不遇な扱いを受けているマンダイくんなのですが(涙)
それでも市場にたまたま視察にやってきた人には注目のマト!

実はこのアカマンボウが市場に入った日は、
私の担当するお客さんのバイヤーさんが、お店の調理長さんを
いっしょに連れてこられてたんですよ。

この勉強熱心な調理長さん、アカマンボウを見るなり大興奮!!

これいくらなんですか!?

と、即座に価格交渉(^^)/ 格安の値段で先取りしちゃいました。
(まぁマンダイの価格からしたら通常価格ではあるんですが。。)
なんとこの47キロのアカマンボウ一匹のお値段は、
4キロ程度の地物の本ヨコ一本と同じぐらいの値段なんですよ(核爆)
いや、場合によってはヨコのほうが高いかも(汗)

セリの間も、この調理長さんはずっとこのマンダイと睨めっこ(^^)
うちのマグロ担当にさばき方を聞いたり、調理法を考えたりと
研究に余念がない様子でした(*^_^*)

実はこの日入荷していたアカマンボウは全部で4匹だったのですが、
他にももう一匹を別の魚類マンがスーパーさんに売っていたんです。

しかも大きさはこの47キロを遙かに超える、
60キロ台というサイズ(滝汗)

これをトラックでお店まで運ぶことになった「歩くオサカナ辞典」こと
Hくんは「こんなもんどこに載せてくんですかぁ~(>_<)」と
すっかりトホホぉ~な顔をしておりました(苦笑)

結局、Hくんのトラックも、私の担当するお客さんのトラックにも、
アカマンボウはパレットの上に寝かされて、できるだけフラットに
積まれたほかの魚のスチロール箱の上に、パレットごと
リフトで持ち上げられて載せられたのでした(^_^;)

私が見たのはここまでなので、その後、この怪物をどうやって
トラックから降ろしたのかは見ておりませんが・・・
きっと苦労したでしょうね(滝汗)

某料理店とスーパーに持ち込まれたアカマンボウが
その後どのようになったのかを聞いてみたのですが・・・

スーパーでは、せっかくの珍しい魚なので、
陳列コーナーの照らしのところにそのままの形で
午前中は飾ったんだそうです。

そうしたところ、なんとまぁ~写メールされまくり(笑)
こんな魚、市場でもめったに見かけないんですから、
スーパーでこんなデカいヘンテコリンな形をした
ド派手カラーの魚がいたら、そら私でも写メしちゃいますわ(爆)

一方、料理店に買われていったアカマンボウくんはというと・・・

あまりの巨大さに照らし台に置くこともままならず(笑)
すぐさまさばかれたそうです。
それでもさばくのに、まな板からはみ出しまくって
大変だったそうです(汗)ま、そうでしょうね(爆)

しかもなんと! 寿司ネタとして出されて大好評だったとか(^^)

こんな話を今朝のセリの時に話していたんですが、
徳島の市場マンからしたら、

え? マンダイを刺身に!?

という感覚なんですよね(汗)でも、調べてみると意外にも
アカマンボウは刺身でもけっこうおいしい魚らしいです。
ただ、魚体がどうしても大きいため、鮮度保持が難しく、
なかなか鮮度のいい状態で流通できないから刺身にしにくい、
みたいな事情もあるみたいですね。

でも、築地市場なんかには、さばかれた上身の状態で入荷して
寿司ネタだったり刺身だったり、はたまた洋食のフライや
カルパッチョ用に使われたりすることの多い、けっこう使いでのある
魚だったりするようですね。
まさしく「所変われば・・・」っていうヤツですね。

さすがに私も、この巨大でド派手な外観から、
自分が食べてみる、あまつさえ生で食べるなんてことは
想像すらしませんでしたが(爆)、あとから寿司ネタとして
好評でしたよ、なんて話を聞いてしまうと、
やっぱり食べたくなってしまいますよね(^^)

お魚博士のHくんによると、

マンダイはけっこうウマい

んだそうです。しかし脂が強いからたくさん食べると
お腹こわしますよ、とのことでした(^_^;)

う~むむむ、、、どんな味がするんだろう??
でもいくら安いとはいえ、そんなデカい魚を
おかずに買って帰ることもできないし。。。悩ましいですね(^_^;)
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