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桜の季節
2008-04-02 Wed 13:44
4月になりましたね~ 昨日はエイプリルフール。
いろんなところでいろんな冗談やらウソが飛び交っていたようですが
みなさんはどんなウソをつかれましたか?(笑)

4月に入ったとたんになにやら花冷え到来。
ずいぶんと朝晩が寒くなってますね。
体調管理には気を遣いたいところです。

さて、この花冷えのせいかどうか、
どうも市場に入荷するオサカナがまた減っております。
昨日も今日も、市場の中はがらんどう、という感じで、
セリ場で運動会できるぞ、みたいな状態でした(涙)

聞けば強風が続いているようですし、昨夜あたりは
全国的に荒れ模様の天気だったとか。
徳島では雨こそ降りませんが、たしかに風が強くて
昨日の段階で「こりゃ明日も魚ないな~」というのが
分かるほどでしたね(^_^;)

明日も漁協単位で休漁を決めているところが多く、
またある漁協は「春の節句」で休み、というところも。
徳島ではけっこうまだあるんですよ、4月3日が「桃の節句」
という地域が。
私の実家もひな祭りは毎年4月3日でしたよ。

3月の末にはいったん増えてきたな~と思えてきた魚も
ちょっとまた減ってる状況ではありますが、
そんな中で気を吐いているのがこちら、春の主役です。

tai080402.jpg


天然のタイですね(^^)
これだけ魚が少ない状況の中で、天然のタイだけはやたらと
いっぱい出ておりまして、セリ場の1/3ぐらいがタイではないかと
いわんばかりの勢い。

徳島魚類でも今が旬! とばかりにたくさんのタイをセリで買って
ところせましと店前に並べました(^^)
この手前の一角、これは全て天然のタイなんですよ!

そろそろ旬になろうかという天然のタイ、いい感じに
肥えてきてまして、脂のノリもよさげです(*^_^*)

tai080402_2.jpg


う~ん、きっとこれ、うまいんだろうなぁ~(よだれ)

徳島中央市場に上場されている天然のタイは
そのほとんどが「活き締め」された、まだ死後硬直していない、
いわゆる「いかっている」ままのもの。
死後硬直した「上がり」のタイは少ないんです。

普通は値の高い活き締めの「いかったタイ」は少なくて
硬くなった「上がりのタイ」のほうが多いんでしょうけども、
徳島の市場では上がりの安いタイを探す方が難しかったりします。

そしてこれらのいかったタイ、ほとんどが活きたまま、
すなわち水槽の中で泳がせたままで市場までやってくるんです。
泳いでいる天然のタイはセリの前に丁寧に一匹ずつ活き締めにし、
血抜きをされてセリ場に並べられるんです。
なので、そりゃもう鮮度は抜群です。だってちょっと前まで
普通に泳いでいたんですからね(^^)

中でも今年の注目は、鳴門の堂ノ浦というところで水揚げされる、
「一本釣り」の天然タイ。これは以前から品質が良くて
評判のあったタイなのですが、このタイをブランド化しようという
取り組みが始まっているんです。

私も堂ノ浦漁港に実際に一本釣りのタイの水揚げを
見に行ったことがあるのですが・・・。
小さな一人乗りの船が港に帰ってくると、船の底に
設置されている水槽に、見事な天然タイが悠々と
泳いでいるんですよね(^^)
一匹づつ、釣り上げられて丁寧に扱われる鳴門の天然タイ。

全国的にも珍しいんだそうですね。一本釣りの天然タイって。
鳴門といえば渦潮で有名な海の難所。
その激しい海流が身の引き締まった良質な天然タイを
はぐくむと言われていますが、この荒波の中を果敢に
出漁し、漁師さんはタイを一匹づつ釣り上げてくるわけです。

そんな一級品の鳴門産一本釣り天然タイに付けられた、
真新しいブランドネームは

uzuhanadai.jpg


うず華鯛(うずはなだい)

まだこの名前を使い始めて間がないのですが、
一級品を扱うようなお店に案内をしたところ、
もうすでに何度もリピートオーダーがかかるほど。
とくに県外のお客さんからの発注が多いですね。

やはりこの鳴門の一本釣り天然鯛、素晴らしいもののようです。
我々徳島の市場マンには、いわばこの一本釣りのタイが
「よく見かける活き締めのタイ」なわけでして、
感覚が麻痺してる部分があるんですけども(^_^;)
こうやって県外のお客さんから高い評価をいただくと
改めて徳島の水産物の品質の高さを再認識しちゃいます(^o^)

ほんと、海産物にめぐまれたこの徳島で
市場マンをやっているシアワセを実感しますね(笑)

もうすぐすると、「タイ網」というタイ専用の
定置網漁も解禁になります。
そうなると、徳島の市場はそれこそセリ場中が
桜色に染まります(^^)
 
そんな市場の春まで、あともうちょっとです。

そして、その次の季節の主役となるのがこちらのオサカナ。

hamo080402.jpg


はい、おなじみのハモでございます。
6月からが本格的なハモの季節になるわけですけども、
もうすでにちらほらとこうして市場にも泳ぎのハモが
出荷され始めていますよ~(^^)/

今年もまた、ハモの季節がやってきますね。

ただ今年のハモ相場にはやや異変がありそうな気配。。。
というのも、昨年あたりから始まり、今に続いている
中国産食品の問題。。
高値で取引されている国産の活きハモとは別に、
加工済み食品として流通している比較的安値のハモというのは
去年までは中国産ハモがその主力だったのですが・・・

このご時世ですので、中国産というだけで拒絶反応が
出ているようなんですね(汗)
我々のように徳島産ハモに限定して活きハモや骨切りハモを
出荷している業者からしたら、この状況は一見「チャンス」
のように見えるかも知れませんが・・・。

なにせ流通している数量からすると、その大半が
中国産ハモを原料としているという実態なので、
この過半数を占めている中国産ハモを閉め出して
国産ハモだけで需要をまかなうということになると・・・
とんでもないことになりそうです(滝汗)

とてもじゃないですけども、国内で漁獲されるハモだけで
今の国内需要をまかなえない、ということに。。。

なので、今年はハモの相場が高くなってしまうのではないか、
それも途方もなく高値に・・・ということも考えられます。
これに漁獲高がどれぐらいになるのか、今の時点では
あくまで漁獲高は予想しかできません。
相場が上がってしまうと、活きハモはもちろんですが、
これらを原料として生産される骨切りの加工ハモは
さらに高値に・・・(滝汗)

今年のハモ相場は波乱がありそうです。。
果たしてどうなることやら・・・
それを予見するかのように、今日セリに出ていた活きハモの
値段も・・・この時期のハモとしては
異例の高値になっておりました。

ちょっと今年のハモシーズンは波乱含みのスタートです。。

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