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フグ供養祭に参加してきました
2009-05-01 Fri 17:34
世間様ではゴールデンウィークのまっただ中ですね。
今年のゴールデンウィークはお天気も今のところは順調で、
高速道路が格安になっているということもあり、
不景気ではありますが意外と各地の観光地には人々が
繰り出しているようでもありますが・・・
ここにきて新型インフルエンザの問題がいきなり急浮上してきて
なにやら不穏なご時世ではありますね。。
なんとも不安な今日この頃ですが、みなさん、マスクはもう
買ってありますか??

さて、おとといの4月29日は祝祭日で市場はお休み。
市場は基本的にカレンダー通りなので、GW期間中も
間に挟まった平日はもちろん市場は開市ですが、
29日は祭日ですのでお休みでした。
が、徳島魚類の社長宛には下関市の南風泊(はえどまり)市場で
行われることになっていた「ふぐ供養祭」への
出席依頼が来ていたのです。

徳島魚類というと、夏場のハモが有名ですけども、
実はこのハモと並んで
冬場にはふぐをたくさん扱っているんです(^^)

夏場にハモを活きたままで運ぶために活躍している
25トンの活魚水槽車は、冬場にはふぐを満載して
全国を走り回っている、というわけ。

特に下関の南風泊市場というと、全国のふぐ取引の
中枢ともいえる中心地ですから、自ずと下関との
ふぐの取引もたくさんあるんです。

下関の南風泊市場には、徳島の天然ふぐを活魚水槽車で
運んでいき、そして南風泊で仕入れた天然や養殖のふぐを
関西一円にデリバリーする、ということをしているんです(^^)
徳島のふぐってあんまり知名度はないですけども、
実はとっても良質でして、本場の下関での評価も高いのです。

数年前から始まったこのふぐビジネス、今ではすっかりと
定着し、下関との取引も順調に推移しています。

このフグ供養祭というのは、冬場のふぐシーズンの終わりに
「今季のふぐシーズンもありがとうございました」という
意味も込めて、毎年この時期に南風泊で開催されているもので、
今年で実に70回目という由緒正しい行事なんですよ。

そしてこの供養祭のときには、下関のふぐ市場に功績のあった
各方面の業者が表彰されるんですけども、実は徳島魚類さん、
今年で4年連続して「優秀出荷者」として
表彰されているんです(*^_^*)

昨年の供養祭の時には、優秀出荷者表彰の代表として
祭壇の前で表彰状を受け取るという大役を
仰せつかったりもしてます。

今年はさすがに代表として前で表彰、というのは連続しては
なかったのですが、表彰されるということで出席の依頼を
いただきましたので、GW中で多忙ではあったのですが、
社長とふぐを扱っている活魚部門の責任者が出席することに
なった、というわけなのです。。

が。。。

なんせ折しも不況です(汗)例年のように下関出張ともなれば
一泊しなくてはダメな距離。。。でも一泊するには
費用がかかってしまうし(>_<) 
そんなわけで悩んでいたんですよね(苦笑)

でもね・・・ふと考えてみると・・・4月29日って祭日です。
祭日ってコトは、高速道路は1000円上限です。。。

高速道路関係のサイトで確認してみましたけども、
徳島から下関まで高速道路で行けば、片道2000円なのです。
ちなみに通常料金だと16000円以上かかってしまうんです。

こりゃ使わないテはない! ってことになったわけですね(爆)
でも祭日しかこの割引は適用されませんから、自ずと出張は

日帰り

ということに(滝汗)

かくして、社長と活魚責任者に、ドライバー要員として私を
加えた3人のパーティが下関までの日帰り出張に出かけることに
なったのでした・・・。
一泊するとなると人数が増えると宿泊費が増えるのでキビシイですが、
日帰りなら人数が増えても高速料金は同じですしね(^^;)

そんなわけで29日の早朝・・・というか、いつもの出勤時間と
同じぐらいの時刻に集合し、そのまま一路下関を目指しました。

怖かったのはGWのレジャー渋滞だったのですが、それでもなんとか
渋滞なしで下関まで行くことができました(^^)

途中で立ち寄った福山SAの駐車場には、一般の普通車が
溢れんばかりに駐まってました。。。
さすがはGW+高速割引です(汗)

fugukuyo.jpg

ナンバーはほんとにバラバラで、車内で毛布にくるまって
仮眠を取る人もたくさんいましたね。。長距離を走ってきてる、
という雰囲気バリバリです。
・・って、我々もそうだったんですが(^^;)

無事にふぐ供養祭の時間には余裕を持って下関入りもでき、
近くのマクドナルドで身支度を調えて(笑)
いざ南風泊市場に向かいました。

私は初めての経験だったのですが、うちの社長と
活魚の責任者にはもうおなじみの光景ですから、
普通に席に座って式典の開始を待っておりました。

私も何度か来たことのある南風泊市場のセリ場が
この日ばかりは椅子がずらっと並び、周囲の壁には
花輪がいっぱい飾られています。
一番奥には祭壇が設けられ、大きなふぐが水槽の中で
泳いでいたりします(^^)

fugukuyo1.jpg

供養祭って、なんというか・・花輪じたいはお葬式の
ときのような感じの飾り付けなんですが、
花輪の足や垂れ幕は紅白なんですね(^^;)
なんとも不思議な感じだなぁ~ っていうのが初めて
参加した率直な感想でした(苦笑)

さすがに全国のふぐマーケットの中心地で行われる
年に一度の由緒正しい行事、全国各地からこの業界の
重鎮なみなさんが参加されている様子でした。
花輪の名前を見ているだけでもほんとに全国規模でしたよ。

ずらーっとこの業界のVIPたちが500人以上。。。

fugukuyo2.jpg

なんともそうそうたる光景ではないですか(汗)
しかしふぐの供養・・う~ん、どういういきさつで
こういう行事が始まったのかなぁ? 話題作りなのかな?
って思っていたりもしたのですが(苦笑) 供養祭の主催者さんの
挨拶を拝聴してみると・・・なるほど、とナットクしました(^^)

曰く、ふぐの命を奪って商売をしている我々が、
年に一度、シーズンの終わりには厳粛な気持ちで
ふぐに感謝の気持ちを表し、また来シーズンもよろしく、
というお願いをするために始められたのが今から70年前なのだ、と。
こういった日本古来の「感謝の気持ち」を忘れることなく、
こうして毎年盛大に執り行っている下関のふぐ業者のみなさんの
気概にとっても感激してしまったたろくんなのでした(^^)

読経の流れる厳かな雰囲気の中、参加者のみなさんが次々に
祭壇で焼香をする光景は単なる話題作りなんかではなく、
70年の昔から営々として受け継がれてきた、文化なんだなぁ~
と、ほんとに実感してしまいました。

そして式典の最後には、感謝の意を込めて、ふぐの放流式。

fugukuyo3.jpg

体に護摩のような札をいっぱい貼ったふぐが
関係者さんたちの手によって海に戻されました(^^)

単なるドライバー要員として下関までの弾丸出張ツアーに
参加することになった私だったのですが、
とってもいい経験ができたな~って思えましたね(^o^)

この式典のあと、懇親会を経て、午後早い時間にはふたたび
我々は高速道路の上へ・・・・。

渋滞寸前のように混み合う高速道路をひた走り、
なんとか渋滞には遭うことなく、徳島まで無事に戻ってきました。

ガソリン代は別として、旅費が往復の高速代金の4000円だけ!
っていうのは確かににわかに信じられないですよね(苦笑)

高速道路料金が安いうちに、休日返上であちこち出張!
っていうのもホントにオトクかも知れないですね~(^^)/
・・・運転はちょっとしんどいですけどね(苦笑)

さて、お次の出張はどこかな??(^^)
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