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記録更新!?
2009-07-02 Thu 11:42
7月に入ってようやく梅雨らしい天気が続きますね。
6月後半の空梅雨で水不足に悩んでいた四国地方でも
まとまった雨が降ってますので、とりあえずはひと段落、
というところでしょうか。

ただねぇ~ 梅雨には雨が降らないとあかん、
とは思いますけども、やっぱり蒸し暑いのはヤですね(^_^;)
おまけに雨だけじゃなくて風も吹いたりして、
さらには月末だったり水曜日だったりと、
徳島中央市場は活気も魚もない日が続いてます(涙)

そんな中、久しぶりの大物が徳島魚類にやってきました(^^)/
景気づけにはいいオサカナ!ってことでご紹介です(^^)

昨日は久しぶりの大物をうちの会社がセリでゲットしました(^^) 

maguro0907.jpg

このでっかい物体・・・お察しの通り、マグロでございます。
マグロの中でもお値段の張る、本マグロです(*^_^*)

普通は市場でセリ場に並ぶ魚には、重さを書いた札が
くっつけてあるのものなんですが、このでっかい本マグロ、
まるで出し惜しみをしてるかのように(笑)
この重さを書いた札が付いてなかったんですね。

「どれぐらいあるか当ててみて?」とでも言いたげ。
結局ずっとあとになってその目方を教えてもらったのですが・・・
どれぐらいあると思います? なんとまぁ

280キロ

なんだそうで(滝汗)

ひえ~(>_<) 300キロ近い巨体ですよ(汗)
私の知ってる中では、これほどまでに大きな本マグロは
2年前の5月に入ってきた260キロっていうヤツ。

このときのBlogには
「この260キロを超えるマグロはいつ登場するかな?」
と書いてたのですが・・・2年後に記録更新となりましたね(^^)

ちなみにヨコから見てみるとこんな感じ。

maguro0907_2.jpg

すでに頭もシッポもなくなってますけども
それでもこの大きさ(汗) 
これを切ってるうちの会社きっての
若くてパワーのある担当者でも、
さすがにコイツの前ではぜーぜーと
息が切れてしまってるみたいですわ(汗)

しかしまぁダイのオトナと比較してもこの大きさです(^_^;)
海の中にはとんでもないものが泳いでるもんですな(爆)

さてさてコイツ一本でン十万円っていうお値段なのですが、
よくあるたとえですけども
寿司にするといったい何人前になるんでしょう?

マグロ担当のベテランさんに聞いてみたんですが、
マグロっていうのは頭を取って背骨も取って、皮を引いてやり、
ほんとに刺身や寿司にするためのネタになる部分っていうのは
だいたいもとの目方の半分もないんだそうで(汗)
だいたい45%ぐらいかな? ってぐらいだとか。
意外と少ないんですね。。。

ってことは、280キロの45%で、上身になるのはだいたい

126キロ

ということになります。
一貫のお寿司に載せるマグロのネタが
だいたい8グラムだとして計算すると


15,750貫(どっか~んっ!)


まぁ~いったいどうしましょ(笑) 
ちなみにこの本マグロってヤツ、
セリ場に並んでいるときは当然ですけど丸太のままです。
(内臓は取ってありますが)
中の身がどういう状態なのかはシッポのあたりの身で
判断するんですが、これがなかなか難しい(>_<)

長年の経験で、シッポの身を見たら全体的な身質は
分かるんですけども、打ち身をしていたりとか、
水揚げの時に暴れたりとか保管状態が悪かったりで
「身が焼けている」という状態になってることもあるんですが、
これがなかなか外から見ただけでは分からないことが
多いんだそうで(滝汗)
なので、キロ単価が高い上に目方の張る本マグロは
当たるも八卦当たらぬも八卦、というギャンブル的要素が
多い、仲買としては買うのに勇気の要る魚なんです。。

果たしてこの280キロの本マグロはどうかというと・・・
マグロ担当いわく、

大当たり(^^)/(^^)/(^^)/


だそうですよ(*^_^*)
いや~ひと安心ですわ。
たしかに身を見てもキズはないですし、
身の色もキレイな赤身ですよね。
天然ものなので、畜養ほどの脂はないですけども、
これだけキレイな中トロが取れれば申し分ないですね(^^)
ハラの周りにはしっかりと脂ものってますし。

本マグロといえば、これも忘れていけないのが

カマ

ですよね(^^) エラのあたり、ヒレの付け根の身は
脂もノリまくりで実はめっちゃウマいっていうのは
よく知られていることですけども、
こんだけでっかい本マグロのカマともなると・・

maguro0907_3.jpg

このデカさ(滝汗)
なんかとんでもないことになってます(笑)
このカマだけで20キロぐらいありそうですよね!
分厚いこのカマ・・・脂もしっかりと霜降りですわ(*^_^*)
カマだけで何人分取れるかなぁ~(汗)

そういえば鮮度のいい状態の本マグロって、
切ってみると身が赤黒いんですよ。
見た目にはなんともおいしくなさそうな色なんですが
この赤黒い色・・・空気に触れると真っ赤に発色して
あのマグロ特有の「うまそうな赤」になるんだそうで。

一般的に大型のマグロっていうのは、
水揚げしてから腐って食べられなくなるまで
40日以上ある、っていいます
(もちろん冷蔵で保存した状態で、ですけど)
大きな魚っていうのは意外と長くもつものなんです。

逆に水揚げ直後しばらくっていうのは、
とてもじゃないけど食えたもんじゃない、とも。
鮮度が良すぎるマグロっていうのは
酸味が強くてゴリゴリとしてて、
ゴムを噛んでいるようなもんなんだそうです。

よく水揚げした直後でまだ活きている状態の魚を
ささっとさばいて刺身で食べて「おいしい~♪」なんていう
レポーターの映像を見ますけども、
ことマグロに関してはそういうのはウソ、ってわけ。

そうそう、ついでに豆知識をひとつ。 

ネギトロ、っていうのがありますよね? 
マグロの細切れになった身のことですが、
ネギトロのお寿司とかめっちゃまいう~で
私も大好きなんですけど
ずっと前から気になってたことがひとつ。 

なんで
「ネギが入ってないのにネギトロなのか??」
ってこと。

まぁたしかにネギトロっていうと青ネギを刻んだものと
いっしょに混ぜてあることが多いですけども、
ネギが入ってない状態のネギトロも確かにありますよね?
なのになぜネギトロなのか・・・。

実はこのネギトロの「ネギ」っていうのは、
あのネギのことではないんです。
骨と骨の間に付いているマグロの身などを
指やスプーンなんかでこそぎ取ることを

ねぎる

というんだそうです。
はい、だから「ネギトロ」というわけなんですね(^^) 
これ、私もごく最近まで知らなかったんですよ(^_^;) 

ひとつ勉強になりました? 
それとも知ってた、かな?(笑)
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