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タカアシガニを食す!
2005-04-03 Sun 17:34
先日の日記で紹介したタカアシガニなんですが、
なんとこの日記を読んでいたある人から「ぜひ食べたい!」
というリクエストがあり、県外に住んでいるこの人は奥さんと
自分の両親、さらには兄弟のご夫婦にそのお子さんという
総勢8名で徳島までこのタカアシガニを
食べに来るツアーを敢行する! ということになりました(笑)

この人が言うには、ずっと以前に徳島に来た際に県南の椿というところで
タカアシガニを食べたらしいのですが、おいしかったので
また食べたい、ということだったんです。

この話を徳島魚類の誰に話をしても
「タカアシぃ? わざわざ県外から食べに来るん? へぇ~」と
なんともつれない反応(苦笑)

関東のほうに行くとタカアシガニを名物にしている料理旅館も
けっこうあるみたいなんですけど、ここ徳島ではタカアシガニよりも
もっぱらワタリガニのほうが好まれているってこともあり、
タカアシガニの評価はそんなに高くないってことらしいです。

でもね、私はなんせタカアシガニを食べたことがない!
ここはせっかくのチャンスだし、お膳立てをして私も
いっしょにタカアシガニをいただくことにしたわけです(笑)

で、せっかく来県するのでワタリガニもいっしょに食べてもらって
食べ比べ!ということにしました。

でもこのタカアシガニ、普通にお寿司屋さんに行っても
なかなか食べることができないんですよね(汗)
いつもタカアシガニを使った料理を出しているお寿司屋さんを
みんなに聞いて回り、やっと見つけたあるお寿司屋さんに
お願いして、タカアシガニとワタリガニの食べ比べメニューを
出していただきました。

さてこのタカアシガニ、今回ごやっかいになったお寿司屋さんの
大将にいろいろとお話を伺ったのですが、なかなかに気むずかしい
カニさんのようですね(汗)

まず、死んでしまったらおいしくない。
だからあくまで活きているカニを買って帰って、料理する直前まで
いけすの中で活かしておくのだそうです。

さらに、タラバガニやズワイガニと違って冷凍したらアウト。
解凍すると身のうまみが水といっしょに流れ出てしまって
パサパサで全然おいしくなくなってしまうそうです。

さらに調理法では、茹でたらダメ。あくまで「蒸す」に
こだわらないとアカンとか。
茹でてしまうとこれがまた、身のうまみが出てしまってパサパサに。

う~む、なんともデリケートというか気むずかしいカニではないですか。
この話を教えてくれた大将も
「タカアシには散々泣かされてきたけんな~」と遠い目です(苦笑)

なるほど、巷ではとかく評判が芳しくないこのタカアシガニ、
どうやらそういう取り扱いの難しさにも原因があるのかも。

そんな予備知識で頭でっかちになったところで登場!
これが蒸しタカアシガニです!!

taka_ashi.jpg


しっかしまぁ~ デカい!(汗)さすがは世界最大の甲殻類!
この大きさは伊達ではないですね。

ちなみに今回用意した2匹のタカアシガニは徳島魚類で用意して
食べる日の午前中まで水槽の中で活かしておいたカニなのですが、
水槽から私が揚げようとすると暴れるわ重いわでもうタイヘンでした。

魚を水槽からすくう大きなタマですくおうとしたのですが、
あまりに大きくてタマがひん曲がるばかりで水槽から
出てくれません。半分ぐらい水槽から揚げても、長い足を
水槽のワクに引っかけて水の中に戻ろうとするんですよ(汗)

私はタカアシガニって以前に大阪の海遊館の一番深い階層にある
深海魚の水槽の中で眠たそうにもさもさ動いているのを見たことが
あったのですが、まさかこんなにも活発に動くとは思いませんでしたよ。

さて目の前に出されたカニのお皿ですが・・・
この頭の殻の大きさもスゴいですけど、足も長い長い(笑)
こんなに長い足、短足の私としては羨ましい限りです(苦笑)

そして頭の殻のなかにたっぷりと入っているこのカニ味噌!
なんせすごい量が入ってるんですよ(滝汗)

この状況から想像してしまうのは
「こんだけ大きいとやっぱり大味なのかなぁ。。」ですよねぇ?

さっそく食べてみたのですが・・・。

ん? これっておいしくない?? うまいぞ!?

さらに食べていると「いや、かなりうまいって!」

そのうち黙々とみんなして鯛の刺身とか伊勢エビとか
とりあえずそっちのけでタカアシガニにかぶりついてました(笑)

オトナが総勢7名とお子様二人という大人数なので
いくら世界最大(笑)とはいえ、2匹のタカアシガニで迎え撃つには
いささか陣容として不安が残るかと思えたのですが、やはり世界最大は
伊達ではないですね~ この2匹のタカアシガニでかなりお腹が
ふくれてしまいましたよ(苦笑)

で、ひとしきり足の身を堪能したあとで、足の根元の身を
ほぐしてカニ味噌の中に放り込み、カニ味噌にからめて
食べてみたのですが・・・これがまた濃厚でまったりと激ウマ!

これをおいしいと言わずしてなんとする!? (笑)

徳島でそれほど評価が高くないタカアシガニなんですが、
その実態は「かなーりまいう~!」でしたよ。

でも、ひょっとするとこの味を堪能するには
今回ごやっかいになったお寿司屋さんの大将のように
鍛錬と経験を積まないと一筋縄でいかないのかもしれないですね。

タカアシガニをおいしく食べるには、熟練の技が必要なのかも。

徳島魚類でタカアシガニのことを聞いたときに
そんなにおいしくないで~と言った人たちにも食べさせたかったですね。
みんなきっとホントのタカアシガニの味を知らんのじゃ~ ってね(笑)

今回はいっしょにワタリガニも食べたんですけど、
ワタリガニはちょっと小さくて身の入りも控えめだったこともあってか、
正直なところ激ウマ!というレベルではなかったです(苦笑)

そんなわけもあって今回の食べ比べ、タカアシガニの勝利!
この味はみんなにも味わってほしいなぁ と思った土曜日の夜でした。

今回はどうも、ごちそうさまでした~(笑)
shokugo.jpg
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この記事のコメント
ほんと旨かったです(^^
たろくんのお陰で20年ぶりのタカアシガニを食す事が出来、ほんと有難う御座いました。
両親もさることながら甥も普段は絶対にカニは食べないんですが
今回はカニ味噌まで食べておいしいとか言ってたし(汗
いつもならカニカマも食べないんですよ(爆)
ほんと、嬉しい楽しい美味しい徳島旅行になりました。
ほんと有難う御座いました。
2005-04-04 Mon 11:10 | URL | かずやん #-[ 内容変更]
よろこんでいただければそれがサイコー!
いやはや今回の徳島旅行は楽しんでいただけたようでなによりです。
タカアシガニのおいしさには参りました。
今日ね、会社のみんなに言ったら、やっぱり信じてくれないんですよ(涙)
で、あのお寿司屋の大将に教わったタカアシガニの料理法の秘訣を説明したら、ある程度は納得してましたが。
でも実際に食べてみないとあの味は分からんですよね~。
食べたら分かる、あの絶品の味!

しかし普段はカニカマすら食べない人まで虜にするとは。。
おそるべしタカアシガニ(笑)

以前はウニ嫌いだった某女史が私が持参した徳島の地ウニを食べて一転してウニ大好きレディーになったりもしましたよね(笑)
やっぱりね、おいしいものを食べないとその魚の本質は分からん、ということですよ。ええ。

徳島のオサカナたちはホントにおいしいですからね。
また食べに来てくださいね!
2005-04-04 Mon 19:06 | URL | たろくん #bTV2QVPE[ 内容変更]
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